疑問

毎日わがままをひとつ言えるならそういうとこもちゃんとしますけどルーティンにしようとするのはちょっと違いますよね。けむる時間の裏にひっそりと間をあけて座っているとこっそり話しかけられますけどしたいことをしているからしあわせなのはいつまでなのでしょう。答えがない問題ほど楽なものはないのにおとなたちが楽しそうじゃないのは答えがあるかもしれないとおびえているからで、そしておとなになればなるほどだいたいの問題にそれなりの答えがあることに気づいてしまうらしくため息ばかりの日々だそうです。

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今年の初めに考えていたことをおぼえていますか。だれにも言わなくていいですけど忘れてしまったらだれもおぼえていないことになりますからいつまでも引きずってしまうひとには教えないようにしてください。となりの花壇へ伸びていく光はわたしの足あとを追いかけて伝えたくなかったことを輝かせます。レンチンはいつも長めにしてるのにひとのことは全然あたためてくれないんですから歌がなくなったからって文句をいう資格なんてないでしょう。夜明けを待つときくらいはひとりぼっちがいいのです。