2025-03

つぶやき

神さまはうつくしいから、ご覧になるもののうつくしさを御身のものとすることでさらにうつくしくなります。...
つぶやき

もぐもぐ

神さまはなぜ空気に味をつけてくれなかったのでしょう。そうしたらきっとみんな自分の味しかしない部屋から...
小品

衝動

ドレープの間のこころは隠したまま、多くのものを失ってしまった後でした。過ぎる月日に甘えて好きな服ばか...
つぶやき

帰り道

急いで家に帰るひとたちと逆に歩くと気が引けるからわたしも家に帰るふりをして200メートルくらい、そろ...
つぶやき

ひとのかたち

ひとは自分でつけたわけでもない名前を呼ばれることで愛されていると感じる変な動物です。それがひとならば...
つぶやき

こころがけること

やわらかいものをたべるとやさしい気持ちになれるから、だれかが歩く脚の残像がどこかでわたしの脚と入れか...
つぶやき

やりたいこと

ひとになにかをしてあげるのあげるっていうことばがもう間違ってるって思うのはなにか傲慢な気がするのだけ...
つぶやき

わからないこと

あまいあまい果物のシロップ漬けを目の前に、別になくてもいい仕事をしているから直にいただくのは大罪だと...
小品

どこになにを

光の加減でうつくしくなったりみにくくなったりするひとやものが多すぎるから真実を探すのをあきらめて、み...
つぶやき

いとなみ

踏切をきちんと渡れたら今日はその先の商店街でおいしいお惣菜を買って、ほんとうは通りのはしっこで売って...