つぶやき わからないこと あまいあまい果物のシロップ漬けを目の前に、別になくてもいい仕事をしているから直にいただくのは大罪だと思ってしまうのがわたしの悩みのひとつです。だれか知りませんか、どうやって幸せと不幸せの境界を区切ればいいのかわかりません。知りたければ世の中... 2025.03.11 つぶやき
小品 どこになにを 光の加減でうつくしくなったりみにくくなったりするひとやものが多すぎるから真実を探すのをあきらめて、みんなそこらへんにある事実だけが正しいって片づけるようになりました。事実があることだけがすべてだからわたしたちのこころの中にあるものはなにも意... 2025.03.08 小品
つぶやき いとなみ 踏切をきちんと渡れたら今日はその先の商店街でおいしいお惣菜を買って、ほんとうは通りのはしっこで売ってるソフトクリームも持ち帰りしたいのですが完璧な先っぽが溶けてしまうから毎回あきらめます。振り返ると夕方の光の加減がいちばんいいときに散歩する... 2025.03.06 つぶやき
つぶやき 去り際 人並みに映画とかドラマを見てるつもりですが、今まで「そう、なんだ…」って台詞をうまく言えてるひとを見たことがありません。ライブ中のMCみたいにそこで冷めてしまって、歯をみがきに洗面所に行ってしまったらもうテレビに戻ってきません。歯みがき粉は... 2025.03.04 つぶやき
つぶやき 意識のそと パスタメジャーで計るとすこし量が多いような気がします。リアルで感じるぬくもりがいちばんだってだれも思わなくなることが世界にとってしあわせだから、わたしたちはだんだん弱くする音楽の記号の名前を思い出せないときと同じように忘れてしまいました。み... 2025.03.02 つぶやき
つぶやき もうすぐに 風に吹かれた桜の花びらがカップに淹れた紅茶にひらりと落ちて浮かぶ確率と、ドアのカギを閉めたか心配になって戻って確かめたらほんとうに閉まってなかった確率は同じくらいだそうです。晴れの日のベランダになにも干していないのがもったいないからお風呂に... 2025.02.27 つぶやき
つぶやき 声をかけて 菜箸の先っぽがよごれているのに気がつくようになったらおとなになったしるしです。チョコレートのカカオの割合を気にするようになったときもそうです。おとなになったらカトラリーケースをどれにしようかなって思えるようになります。けれどおとなになると、... 2025.02.25 つぶやき
小品 おうちのなか 冬の庭に遊ぶまっかな子どもたちにはやさしくしなければいけないから、寝室のベッドと窓の間のすきまスペースにどんな椅子を置こうかってわくわくする時間を邪魔されても文句は言えません。棚に観葉植物を飾ると落ちるのがこわくて落ちつかない気持ちにふたを... 2025.02.23 小品
つぶやき このあたり ありのままでいいことなんて世の中にほとんどないから、今日も外でめがねをかけないひとが素顔の魅力100%できらきらと笑っていてうらやましいです。わたしの素顔は目の前のしあわせをとりこぼすから外に出るときはもうひとつ目がほしいのですが、額だと前... 2025.02.20 つぶやき
つぶやき チューニング 昨日はほんとうにだめな日でした。仕事も私事もやりたいことをすこしもできずにおわった日でした。そんな日に一気に書いてみます。ばかだなあって思います。無理にテンションを上げようとしてすべったときはガムを噛んでみようってだれかが言ってました。いや... 2025.02.18 つぶやき