きらきらと反射する銀のメッセージはとても魅力的なのですけど受け取る準備ができていないからあわだてた光をチェックしていつまでも泣き言ばかりのわたしにまた会うこともあるでしょう。(生まれた日のことをおしえてもらわなくても)おとなになったら空き缶をひろってごみ箱に捨ててきたことを後悔することになるのかもしれないけどこころを込めてもとどかない鼓動はその道の先で過去になっていくのでだれも傷つかないまま失敗していってもあなたはわたしのどこにもいてほしくないと思っているのです。
ちいさな子どもが画用紙に描いた夕焼けに今日10分ですませることをピン止めして履いたスニーカーは気のせいかちょっとだけ雲のようにはずんで昨日のお菓子をなかったことにしてくれそうです。ちらかしたテーブルの上をいつまでも片づけないのに洗いものはさみしくなるくらいすぐになくなってじょうろの湿度をかたむけたプランターはベランダで話しかけてほしそうにうろうろと光を浴びています。どれだけ経っても変換で意味の決まったパーソナルカラーは変わっていくのに右の横顔はその影に手錠がかかるのを無視したのでした。
あとちょっと、だって祈りが足りてないっていうから羽をひろげたのにまとまらない髪は思い出さなきゃいけないことを探すだけでいうことを聞いてくれません。ソファのまわりだけこまめにころころして振り出しにもどった風のまなざしは日付の果てのほうにめくった地平線をとじてただの文字にいなくなる意味を持たせて花びらにならない恋はふかくふかくもっと見せてはいけないところへ、これからの季節の海にひとを待たせてはいけないとせっかく伝えてくれたのですから名前くらいは記しておくことにします。
