なかなか効かないくすりとうしろ前はんたいの生活にちょっとあきたらくもりでもさらさらときこえてくる声に持ってるうちのふたつめのよわさをゆるしてもらいましょう。きれいなみどりのいろはずっといとしさを未来にみえないようにひびわれた調べがのびたりちぢんだりあしあとはわたしのことをまってるひとのところにつづかないのに宛先はまだかわってないんだって、すくない花の一片をかたちのない道にちりばめてわらってくれるならいつかわたしたいぬくもりはなかったんだとわかってしまうのに。
ほのぐらい場所はひとにとってぜったいに必要なのにどうしてこんなにこわいんだろうって、ふうせんがともすしるべのすべてをわたしのうちがわの5本の線に置き換えられないから音符も休符もながれてこなくてどんどんかわいていくのにどうしてもおみずを飲みたくないのです。あたまが痛くたってつよくつよくねがうけどファルセットを吸いこんだきれいごとはゆびさきの百日紅がこんなふうに咲くんだと興味しんしんでいつかの吐息を奏でた弦と弓を床に落としたからひろえなくなりました。
いつからかちょうちょが向かってとんでくるのをよけるようになってあやまってもちいさくはじけていくあわにうわのそらでどっちの腕から洗ってたのかおもいだせないけど電車からの景色はこまかいところがぼやけているからなんだかうれしくなります。とまってふるえる手にとまどうことはないのですからはやく走れなくたってはずれるピントはわたしのいつもどおりの行き先をさまよって、そうして夜のふちにいるとゆっくりになる四角のなかのまんなかの波をけとばすのはまだ先の話です。
