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BlackAsh | ■ 女子中学生研究記外伝 Interview with Messiah | 2002/04/07 23:48 |
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女子中学生の軽やかさ、無邪気さ、朗らかさをこれほどまでに的確に表現した台詞が、いまだかつてこの世の中に存在したでしょうか。 この言葉を、生で・・・ リアルタイムで聞くことが出来たという天恵に、私は深く、これ以上なく深く感謝しています。この言葉が、風のような微笑みとともに私の鼓膜を揺らした時・・・ 私は自らの言葉選びの技術の未熟さに唇をかみ締めたのでした。 私は、今まで女子中学生の何を見てきたのか。どんな思いを感じてきたのか。いくつの動作を眺めてきたのか。 これだけずっと女子中学生のセキララな日常を研究し続けていながら、この言葉を思いつき、選択して、このサイトで書くことが出来なかった。そのことに、私は余りの不明を恥じ・・・ そして、この言葉を空気に乗せて私に送ってくれたある女の子に、羨望に近い感謝の念を、確かに抱いたのでした。 それほどまでの ゆうこさんの言葉だったのです そうです。今回の女子中学生研究記は、とうとう、とうとう! 実際に取材を敢行してしまったのです! マジでやっちまった! のです! 毎回机の前で雑誌を読み、女子中学生のホンネに迫ろうとしていた私Blackですが、このたび、何と言う幸運か・・・ 机上の空論から脱却するため、少し前まで女子中学生だった! ホントに女子中学生というカテゴリの中にその身を置いていた! 17歳の女の子・・・ 現在花の女子高生ッ! ゆうこさんに対する取材をすることが出来たのですッ!(ゆうこさんのサイトのaboutを見てみるといいよ) つーかね。もうどうしようかとか思って。そう思うだろ? まさか、まさかねあんた(みのもんた風)、この20代後半の私がですよ・・・ 現役女子高生に取材を行うことができるなんて思わなかったっすよいやマジで! 年齢差実に10ほど! あんたコレどうなのよ! つーかもう何がすごいって平日だったから制服だったんだよゆうこさんが萌えー!! 取材のきっかけは、木曜日。 あげはさんに教えてもらったゆうこさんのサイト「シーソーゲーム。」が私的にとても気に入ったので、ニュースで紹介させてもらいまして。それで、MSNメッセンジャーであいさつがてら少しお話する機会に恵まれまして。 そこで、本サイトのコンテンツ『女子中学生研究記』の話題になったんです。 そしたら、ゆうこさんが。 さりげなく、しかし私には原爆、水爆・・・ いや宇宙の創生時のビッグ・バンに匹敵する破壊力を持った言葉を・・・ 私に、伝えてくれたのです。 『てゆーか 中学生はnicolaとか読まないし』 な、何ですとッ!! BlackAshが今まで「女子中学生のバイブル」として、その日常、その生活、その想い、その笑顔の研究のために日夜熟読沈思黙考し、時々本当に熟読しまくってベッドで読みながらそのまま朝を迎えてしまったことが片手で足りないという「◆中学生のおしゃれ情報がいっぱい! nicola◆」を・・・ 彼女たちが・・・ 女子中学生が読んでいないというのですか・・・ッ! もちろん、私は即座に尋ねましたよ。もう泣きそうになりましたよ。だって・・・ だって、それじゃ今まで私がやってきたことはなんだったんですかいや本気でウワアァァァン! 以下、その時のMSNメッセンジャーのログを抜粋。 black の発言 : ええッ!! ま、マジですかッ!!!! ゆうこ の発言 : うん 読まなかった black の発言 : ちちょっとそれ本とですか? black の発言 : 本と→ホント ゆうこ の発言 : うん あたしは読まなかった クラスのみんなも読んでなかった black の発言 : なぜですかッ?? 激しく動揺しているのがはっきりと見て取れます、私。 そして、次のゆうこさんの台詞・・・ それは、私の身体を、心を、魂すらも、全て一切合切を崩壊させ灰燼と化すに余りある力を持っていたのでした。 ゆうこ の発言 : だって その年ごろの女の子って背伸びしたがるから アナウンサー 『その時の心境をお聞かせください』 Black 『正直・・・ そうですね・・・ サイトを閉鎖しようと思いましたね』 アナ 『そ、それはまた・・・ なぜですか?』 Black 『お分かりになるでしょ? 私は、今まで半年にわたり、女子中学生への憧憬、慕情を切々と、力の限り・・・ 魂の奥底からあふれわき出ずる叫びを振りしぼって、命をかけて真剣に、彼女たちを研究してきたんですよ』 アナ 『はい、それはもう。あの熱の入れようはただごとではなかったですよね』 Black 『熱? 熱ですって? そんなありふれた表現をしてもらっては困りますね。私は、情熱などという言葉では収まりきらないほどの、そんな陳腐な単語では表現するに能わざる想いを以て、女子中学生の全てを・・・ッ! あらゆる心の動きを・・・ッ! 数え切れない動作を・・・ッ!』 アナ 『(あわてて)そ、そうでした。すいませんでした』 Black 『それならいいんです。つまり、それだけの情熱を傾けて研究していたんです』 アナ 『「情熱」って使ってるやん そ、それで・・・?』 Black 『だから、当然、彼女たちの年頃に特有の想い・・・ つまり、「あたし・・・ 早く、早くね・・・ 大人に・・・ なりたいの」という、この背伸びをしたがる強烈な心を、完全に熟知していると思っていたのですよ』 アナ 『・・・なるほど。それなのに・・・』 Black 『(深くため息をついて)そうなんです。それを熟知していると思っていたのが・・・ 全くわかってなかったんです・・・』 アナ 『・・・Blackさん』 Black 『そう・・・ その想いが雑誌の選択にまで及ぶものだと・・・ 気がつかなかったんですよ・・・ッ!』 こんなあたりまえのことに気がつかなかった私。女子中学生を研究していると標榜しながら、彼女たちのベースとなるべき想いの行く先に気がつかなかった私。 いったい私は何を見ていたのか。何を感じていたのか。何を書いていたのか・・・ もう、普通に絶望しました。 女子中学生の心理を全然わかってなかった。 もうダメだよ私は・・・ 引退だよ・・・ 以下、その時のMSNメッセンジャーのログを抜粋。 black の発言 : ・・・ ←約30秒間無言 ゆうこ の発言 : おーい ブラックさーん black の発言 : ・・・ black の発言 : もう、だめぽ ゆうこ の発言 : えー black の発言 : もう サイト閉鎖するよ ゆうこ の発言 : ええー black の発言 : 全然わかってないよ ゆうこ の発言 : えー そんなことないよー ←約30秒間また無言 ゆうこ の発言 : おーい black の発言 : 私、もう引退するよ 一般の方を相手に2ch用語を使ってしまったり、無言の時間を作ってしまったりと、相当絶望している様子が見て取れます。つーかゆうこさんがひいてます。 しかし。 神は存在したのです。絶望の淵に沈みこんでしまった私を救う、暖かい、慈愛に満ちた、全てを許し愛してくれる御心を持った神が・・・ ゆうこ の発言 : あははは あたしに何でも聞くといいよー そ、そうか・・・ッ! そうだ。ゆうこさんは現在♪花の17歳♪ 少し前まで女子中学生だったんだハァハァ! ここは、女子中学生の本当の実態を、雑誌を読んでいるだけでは浮かび上がってこなかった真実を、根底から覆った全ての前提を一から探求し構築し直すためにも、ゆうこさん=神の御力を借りなければならない・・・ッ! さあ、どうやってゆうこさんに取材するか。メールでは、次々と湧き上がってくる女子中学生に対する やはり、ここはどうにかして実際に逢ってインタビューをしなければならない。 その瞬間、私の頭脳はすさまじい回転を始めました。シナプスがひらめき、神経伝達物質の分泌が瞬間的に著しく増大。そして脳髄にはアドレナリンがあふれ返り、体温が普通に100度くらいになりました。身体中の全ての細胞は活性化され、その時の私は、間違いなくスーパーコンピュータとポワロとホームズとコナンと小林少年を合わせた知能指数を上回る頭脳と、マイク・タイソンとジェロム・レ・バンナと衣笠と北の海の身体をすべて足して4で割らずにそのままな強靭な身体を持っていたに違いありません。つーか割れよ。割らないと体重が500kg近いよ。 つまるところ、どうにかしてうまく つまるところ、どうにかしてうまく引っ張り出して直接逢って つまるところ、どうにかしてうまく さあ! どうやってオトすのかBlack! ここで私の真価が試される! 今までこれだけ女子中学生を研究してきたんだ。それを応用すれば、確かに少し大人♪な女子高生をオトすことも出来ないわけではないはず。いや、オトさないと私の未来がないッ! いやしかし・・・ 私はナンパ経験が少ないのだった。うーんこういう時はどうやって誘ったらいいのだろうか。「お茶しない?」は余りに陳腐だし、かといって「じゃあ遊ぼうよ!」とか言うのはどうも私のキャラクターに合わないような。もっと印象に残るような言葉で迫らないといけないのかな。 「キミに100万ドルの夜景を見せてあげる」はキザすぎるか。もっと心の核に迫る「ゆうこさん・・・ キミのハートの奥底を見たいんだ」とか? いやいやどうしても平凡に思える。もっと・・・ もっとインパクトが強いものを・・・ ゆうこさんの心の琴線に触れる言葉を・・・ ゆうこさんが感動のあまり涙をひと筋流し、それがその白皙の頬を静かに伝っていくほどの言葉を・・・ そう思って、私はメッセに、私がその時思った、心から思った・・・ 言わば私の魂の発露といっても過言ではない言霊を、ゆうこさんに投げかけたのでした。 black の発言 : ゆうこさん 結婚しましょう 取 材 失 敗 いやそんなこと言ってないってゆうこさんごめんなさいだってこんな現役女子高生を相手にしゃべるなんてもう何年ぶりか分からないしそもそも私は男子校だったからいわゆるひとつの『灰色の青春』だったわけで・・・ とにかく、普通にインタビューを申し込みましたって! そしたら、何とOKを出してくれたじゃないですか! もうまったくゆうこさんは神です。女子高生の神です。女子高生の神というと何かカリスマ女子高生を思い起こしますが、ゆうこさんはそんなカリスマごときの下劣な存在ではありえず、全ての下賎な下々の草民どもを愛し、慈しみ、その胸に抱きしめ、癒し赦してくださる神なのです。 登場シーンは、まるで光の柱が天から下ってくるように、そして、その微笑みは星のように、暗闇に清冽な瞬きをひらめかせるような・・・ つまりはこんな感じということで! そして・・・ッ! さらに、さらに・・・ッ! 神は、私にステキなプレゼントを賜ったのです。 black の発言 : うわー ありがとうございますッ! ゆうこ の発言 : いえいえ black の発言 : 早速ですがいつにしましょうか〜 ←あせりすぎ ゆうこ の発言 : あたしはいつでもいいですよ black の発言 : うーん どうしよう・・・ 来週から仕事が地獄らしいし ゆうこ の発言 : ブラックさんにあわせるよー black の発言 : 来週から死ぬんだよなぁ ←すぐにやりたいらしい ゆうこ の発言 : いそがしいねー 大丈夫? black の発言 : 来週から休みなしらしいし ←聞いてない ゆうこ の発言 : うわー black の発言 : どうしよう ゆうこ の発言 : じゃあ今週にします? ←ポケモン、ゲットだぜ! black の発言 : うーん そうだな 早い方がいいや ←しらじらしい 次の発言が、神の神たる所以だと私は思うのです。 全世界を震撼させたその言の葉に、みなも打ちふせるがいいッ! ゆうこ の発言 : そーだねー 平日だと制服着てるしねー アナウンサー 『その時の心境をお聞かせください』 Black 『・・・』 アナ 『Blackさん?』 Black 『・・・・・・』 アナ 『あのー。Blackさん?』 Black 『あんた・・・』 アナ 『え?』 Black 『言葉に出来ない感動って知ってるか?』 アナ 『あ、はぁ。』 Black 『人間な・・・ 人間ってのは、限界があるんだよ』 アナ 『はぁ』 Black 『無限に広がる想像力・・・ そう人は言う。しかし、しかしな・・・ 想像力にも限界というのがある・・・ オレはこの時、心底そう思ったね。結局、人間は自分の身の回りの環境からしか物事を推し量れないんだよ。そういう身近にないところからいきなり・・・ そう、言うならばオレが今この瞬間にいきなりブラックホールの中心点に転移させられたような・・・』 アナ 『そ、それはすごい。何が起こるか、想像もつきません』 Black 『普通に死ぬだろ。一瞬にして死ぬね。もう普通に死ぬ』 アナ 『想像できるじゃんかYO! はぁ。そうですね。それで・・・』 Black 『とにかく、表現者の端くれとして口惜しいことこの上ないが・・・ 言葉を操る者の最下層に位置するとはいえ、これは本当に慙愧に絶えないのだが・・・』 アナ 『・・・』 Black 『一言でしか表せない』 アナ 『表せるのかよッ! それでは、その一言をどうぞ』 萌えッ!!! これ以外に何を思えというのかあんたすげぇよ制服着た本物の女子高生だよおれは言った移動したらいいんだよ(←誤変換そのまま)この世の中間違ってるんじゃないかとか思うよこの私がとうとう本物の制服を着た現役女子高生に声をかけられるなんてもうこの世界に未練はないよウワアァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!(号泣) 733 :ラオウたん@ゴーゴーゴーゴー! :02/04/06 14:07 ID:s9/krdLw わが生涯に一片の悔いなし!! 734 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! :02/04/06 14:08 ID:s9/krdLw >>733 激しく同意! と深く深く頷いたところで、つーかIDでジサクジエンばればれというところで、何か興奮のあまりこの日記がえらい長くなっていることに気付きました(早く気付けよ)。 つーわけで、次回に続くッ! Blackは無事に取材ができるのか? いやその前に萌え死なずに生還できるのか? 高鳴る胸の鼓動を必死で抑えるBlackに新たな魔の手が・・・ッ! 次回は『女子中学生研究記Part9 ☆ドッキドキ☆うれしはずかし大取材☆』です。みなさんお楽しみに〜♪ |
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