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- 「日々の戯言」 -

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BlackAsh 【K-1】グローブをはめた大男たちがリング上で動く出来の悪い見世物【茶番】 2004/12/05 03:35
日々の戯言 今年のK-1も酷かった… 選手たちが報われないよ、これじゃ。
ミルコがPRIDE行ったのは正解だよほんと。
多くを語る必要はないでしょう。例年どんどん評価を下げているK-1ですが、今年のK-1もその例外ではなかったようです。毎年史上最悪の判定を繰り出す審判陣には本当に頭が下がります。大変でしょ、どうにかして筋書き通りにしようとし、また、あれだけショッパイ武蔵を勝たせようとするのも。

まず頭においておくべきは、去年はボンヤスキーと武蔵が決勝で戦い、判定で武蔵敗北という背景があるというところです。その雪辱に燃える武蔵、という背景。加えて、K-1としては新しいヒーローとして、武蔵とボンヤスキーの特集を繰り返しています。特にボンヤスキーは、4回グランプリを制覇したホーストが既に39歳の高齢となったため、彼に代わる外国人ベビーフェイスとして、大々的に取り扱われています。他にもいろいろ思惑はありますが、とりあえず以上だけでいいです。武蔵とボンヤスキー。これに注目して、以下の記事をどうぞ。

レイ・セフォー選手の場合
1回戦で武蔵選手と戦ったセフォー選手。初っ端から協賛番組挙げて推してきた武蔵選手が負けてしまっては大変です。いくらセフォーが前年度の身体の不調を治して現在いい絞り方で絶好調、実力的には武蔵を上回っていたとしても、いろんな事情で絶対に武蔵を次に進ませなければならない。そこで打ち出した作戦は、ムエタイばりの「キックはブロックされてもポイントとなる」という考え方の採用でした。セフォーはパンチャー、武蔵はキッカーであることから考え出された方法です。セフォー選手の談話の中でも印象的なのは、やはり
『K−1のルールで自分が理解しているのは、よりアグレッシブに戦ったほうが、よりポイントをもらえる。それは自分ではないか。クリーンヒットも自分のほうが多いと思うし。確かに武蔵選手はキックは放ってきましたが、すべてブロックをしていて、ブロックの上から当たるキックはポイントになるキックではないと解釈していますから、彼はたくさんキックは出しましたが、ブロックをしているわけだから、それはポイントにならないはず』
という部分でしょう。採点基準が公開されていませんので確かではありませんが、少なくともK-1でキックのポイントをパンチよりも重視するという話を谷川氏や角田氏が事前に公的に表明していたことは、私の記憶ではありません。試合中も、キックの方がいいと言ってみたり手数が基準となったり有効打が基準となったり、ころころ変わる判定基準がもう何か精神を病んでいるみたいでたまらなく面白いですよね。

ホースト選手の場合
K-1で不朽の記録、4回のグランプリ制覇を打ち立てているホースト選手、前年度は重篤なアトピーで出られず、そこを突いた形でボンヤスキー選手が台頭して王者となりました。1回戦から、新旧王者の対決です。しかし、上で既に述べたように、立てられたシナリオは「ボンヤスキーをイチオシ」です。新しい王者を出して世代交代を印象付け、新陳代謝を図っていく。アーツもベルナルドも、もちろん力は落としていましたが、この方針に余りに早く飲み込まれていきました。そして、最後まで力を落とさなかったホーストもついにここで… いずれもキックを得意とし、技術的にはホーストの方が圧倒的に上回るこの対戦、採点も困難を極めました。どうしたらいいか。そう考えている間にも、ホーストはボンヤスキーを攻め続けます。ボンヤスキーももちろん応戦しますが、単発で終わるか完璧にブロックされるかで、なかなかポイントを積むことができません。ただ、ホーストも決定打を奪えなかった。そこが、この勝負の分かれ目となりました。「KOがない場合ドローとする」の発動です。スタミナは若いボンヤスキーの方があるわけで、延長に持ち込めば何とかなると読んだのでしょう。本戦では明らかにホーストが2ラウンドは取った、つまり最低でも1ポイントはリードしていたと思います。

しかし、ここでも一筋縄ではいかないホースト。もう燃料切れが迫っている御年39歳のはずなのに、延長でも恐ろしいほどのアグレッシブさでボンヤスキーを攻め立てます。これはまずい。ボンヤスキーが負けてしまう。というわけで、ジャッジは第2の法則を発動させました。「一発当たれば勝ち」というものです。これは、次に書く武蔵−ガオグライ戦でも使われた方法で、単発でもいい攻撃があればそれで勝たせるというものです。だいたいが選手たちに相手から一発ももらわず完勝できるほどの力の差はありませんから、この法則はかなり有効です。そして、ホーストも、一発アッパーをもらいました。別に効いたわけではありませんが、これで、この勝負は決しました。

ホーストの談話は、余りにも舌鋒鋭すぎて、ここで一部を取り上げて紹介するよりも、リンク先にジャンプして確認して欲しい内容ですが、とりあえず。
『レミーは良くやったと思いますが、自分のほうがいい試合をしたと思います。ただ、この日本的な考え方、判定は本当に理解できない。やはり日本人のジャッジを考えると、外国人のジャッジのほうがフェアで、またこのK−1は外国人選手が多い訳ですから、外国人ジャッジが入らないというのは非常に納得いきません』
協賛番組も大会運営本部も、こぞってボンヤスキーを持ち上げようとしていた。これは明らかです。それを知っているホーストの指摘。武蔵−セフォー戦にも不満を述べ、日本人審判は不公平だと明らかに表明しています。K-1でもキャリアは10年以上、ましてやK-1以外にも様々な団体で戦っているホーストの言葉には、経験に裏づけされた重みが感じられます。

ガオグライ選手の場合
今大会最軽量最年少、わずか77キロ、どう考えてもミドル級の身体で、K-1ヘビー級100キロ超の大男たちに挑むムエタイの新星ガオグライ選手、1回戦で何と50キロ差のマイティ・モー選手をKOで下した試合は、今大会唯一といってよい華がありました。次は2回戦の武蔵選手との戦いです。またもや30キロ差、一抹の不安といえば、武蔵選手もガオグライ選手も互いにキッカー、いや、キックの技術はムエタイのガオグライ選手の方が優れているところです。キックをポイント的に有利に持っていくセフォー戦の判定方法が使えないわけですね。けれど、さすがにこれは普通にやれば武蔵選手の勝ち、つまり体格差で押した点を攻勢点として判定時に取ればいいとのことで、多少は安心していたでしょうが… そこでやってくれるのがショッパイ武蔵選手です。攻撃を全てガオグライ選手によけられて、ポイントの付けようがありません。何と30キロ差をものともせず、3ラウンドでドロー。これにはまあ、いろんな人が慌てたか、延長ではチャンスを虎視眈々と窺っていました。そこへ、武蔵選手が一発だけきっちりとローキックを当て、ガオグライ選手の足が流れました。これだ! ホースト−ボンヤスキー戦で使った、「一発当たれば勝ち」の発動です。解説がまたこれをほめるほめる。全然効いてないのに「効いた効いた!」の絶叫です。ここで、勝負が決まりました。ガオグライ選手のコメントは、ムエタイ戦士らしく慎ましやかで紳士的なものに終わりましたが、負けたとは思っていない、というところに戦士としての矜持を見た気がします。いい選手です、ガオグライ。

フランソワ・ボタ選手の場合
準決勝でボンヤスキー選手と戦ったボタ、最初はボクシング元ヘビー級チャンピオンとして鳴り物入りで出てきた人ですが、いまいちキックのルールになれることが出来ず、最近は「肩書きを逆利用して当て馬にする」、つまり、ボタ選手に勝った相手は、ボクシング元ヘビー級チャンピオンに勝ったんだからものすごい強いぞ、という形で使われることが多いです。そんなボタ選手の役割は、やはりボンヤスキーに華を添えることでした。

試合は、ボタ選手がものすごい勢いで攻め続け、ボンヤスキー選手の見せ場があまりありませんでした。蹴りや膝蹴りを恐れずに思い切り突っ込んでのボディへの連打。しかもガードの上からではなく、明らかにポイントとなるべきまともにヒットしたボディを何発もボンヤスキーに当て、今までのボタ選手からしてみれば出色の戦いをしました。まずい。これはまずい。ボンヤスキー選手はボディを食った時に歪んだ表情を見せ、明らかに効いている。しかも、ラウンド3開始までにボディの連打でボンヤスキーは肩で息をするほどスタミナを奪われている。どう考えてもラウンド1とラウンド2はボタ選手が取った。K-1では0.5ポイントの採点もあるらしいですが、そんな余地もなくボタ選手が取った。つまり、2ラウンドを終わった時点で(10−9)×2で20−18、ダウンは多くて2ポイントマイナスですから、少なくともダウンを2度奪うか、攻勢点で圧倒してダウン1度を取るかしないと勝てない計算です。そして、ラウンド3終了直前まで、ボタ選手が有利に戦いを進めていました。しかし、終了直前に起死回生のボンヤスキー選手のハイキックでボタ選手痛恨のダウン。立ち上がったところで試合終了。私の採点では10−9でボンヤスキー、合計で29−28となりボタ選手の勝ちですが、何が起こるかわからないのがK-1ジャッジです。さあ、これでどうなるか…

判定は3−0でボンヤスキー選手。え? ダウンは1度だけだぜ? 最低でもドローだろ? そしてさらに二度びっくり、採点表では、27.5−25.5、28.5−27.5、28.5−27.5だそうですよ。25.5だって? 1、2ラウンドはボタだろどう考えても! 何だそのジャッジは! 「キックはブロックされてもポイントとなる」にも程があるだろう!
『25.5って今聞かされて、びっくりだね。1ラウンド、2ラウンドは間違いなく自分が取っていたと思うし、ただ最後の場面でキックをもらってしまったことは非常に運が悪かったと思う』
ボタ選手のコメントのうち、これに全ての思いが凝縮されていると思います。

ボンヤスキー選手の場合
さて、決勝は武蔵−ボンヤスキー。紆余曲折はありましたがいろいろ事前の予定通りに話は進み、今年もこの二人の決勝です。去年はボンヤスキーが勝ちました。その遺恨マッチという願ってもない舞台。しかも、武蔵選手は余りダメージをもらわずにここまで上ってきた。対してボンヤスキー選手は、ホースト選手のローキックにより足に、ボタ選手のボディにより腹部にそれぞれ相当なダメージが蓄積されています。ようやっと、運営本部悲願の日本人選手優勝が果たせるか?

と思ってたら、何と武蔵選手が試合開始直後にダウンですよ。ありゃまー。これはまずいよ。せっかくここまで舞台を整えたのに… という誰かの嘆きが伝わってきます。しかも、その後もヘトヘトで足にもダメージが深く残ってるはずのボンヤスキー選手に蹴りで攻められっぱなしの武蔵選手。何とかコンビネーションを出しますが、ボンヤスキー選手の攻勢がかなり強い印象。結局、武蔵選手の後退とボンヤスキー選手の前進という形で本戦3ラウンドが終わりました。

判定はドロー。もちろんもう驚きませんよ… と思ったら、何と28−28.5、27.5−28.5、29−29ですか! 武蔵選手が29ということは、ダウンはマイナス1であとは完璧だったということですよ。アホかと。あれだけ攻められてどこがフルマークかと。「KOがない場合ドローとする」の発動が明らかです。これにはさすがのボンヤスキー選手も呆れ顔。
『(決勝戦が延長になったことについては?)非常に驚いた。またドローか、と。自分が勝っていたことは分かっていたけど、従って戦うだけだった。延長でも、自分の方が勝っていることを分かってもらおうと思っていた』
投げやりですね。まあ、自分もホースト戦とボタ戦で結構恩恵を受けてますからあまり言うこともないでしょうが。

そんで、武蔵選手のコメントがまた…
『実際ね、うん、まあ、一番言いたいのは、K−1のワールドチャンピオンと自分の差っていうのはどれくらいあるのかと。去年は初体験で分からなかったんですけど、やってみて、まったく差っていうのは無いなっていうのは感じた』
全然ダメですよ。あれだけ判定でチャンスを与えられたのに、何にもできず。いつもいつも後退しながらの蹴りばかり。ちょっと強い相手になるとすぐに逃げ腰になる。ヒットアンドアウェイ? ヒットアンドアウェイというのは、攻めと守りとの切り替えを素早く確実に行うことを言うんです。後ろばかり下がっているのは単なる逃げです。これでジャッジがああなるんだから、対戦相手としてはたまったもんじゃないですよ、ほんと。

いや、ほんとひどいっつーかもはやK-1っていうのは何かよくわからないけどグローブをはめた大男がリング上で動き回るだけの出来の悪い見世物ですよ。最初から勝敗が決まってて、それに沿おうと判定で努力し、しかもそれを明らかにせず、さも真剣勝負であるかのように喧伝する。みんな、プロレス見ようぜ。プロレスの方がエンタテインメントに徹底しているから、シナリオとかの出来も格段に違う。K-1とプロレスを比較するなど、完全にジャンルが違う話ですから、プロレスファンに怒られるかもしれません。でも、あえて言いますよ。こんなくだらんものを見るよりも、新日本やノアを見た方が明らかに得です。同日に行われた小橋−グラジエーター戦なんかよかったみたいですよ。今の日本のプロレスが最高とは言いませんけども、それでもね、出来の悪いプロレス以下ですよ、K-1は。


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