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BlackAsh | ■ ある土曜日の光景 | 2003/01/19 03:46 |
日々の戯言 | 私だけじゃないんだ・・・ tmash、MIST、がんばろうな。 | |
はいもちろん土曜日も日曜日も出勤ですよー。こんなの書いてる場合じゃないですよー。つーかね、もう余りの仕事のプレッシャーで、固形物が胃に入っていきません。こんなの初めてだよー。今まで強引に食って何とかしてきたのに、今度ばかりはもうダメ。合計金額大き過ぎ。ミスったらいったい私は何千回死ななければいけないんだろうかあははははー。 「ダイジョ、ウブ?」 ああ、Morris。つたない日本語で励ましてくれてありがとう。あなたも休日出勤で大変ですね。 「タベラ、レ、ナイノ?」 んー。間違いなく吐くね、今モノ食べたら。胃がぶるぶる震えてそうだし。 「タベナイ、ノ、ヨクナイ」 そだね。どうしようかね。 「コレ、ノンデ」 ありがと・・・ っておいカロリーメイト・ドリンク版かよ。 「オイシイ」 そ、そうか。それはよかったな・・・ あうぅ。 つーかね、ホントもういやだこの書類に囲まれた生活。魔法使いさん、どうかこの書類1枚1枚を美女に変えてくださーい。いやむしろ女子中学生に変えてくださーい。 「ん? 女子中学生がどうしたって?」 あ、いや課長、何でもありませんです。はい。 「大丈夫か?」 いや、課長が振ったんですけど。この仕事、全部。 「倒れるなよ」 えーとスルーですか。 まあ、何とかやってきます。 「倒れるなら終わってからにしてくれ」 冗談に聞こえませんね課長。 「冗談ではないからな」 ・・・我々を殺す気なんですかね、社長は。 「だろうな」 ・・・目がマジなんですけど課長。 つーかこの土曜日、Morrisもいるし課長もいるし。うん、ボクだけじゃないボクだけじゃないボクだけじゃないボクだけじゃないボクだけじゃないボクだけじゃないボクだけじゃないボクだけじゃn 「おまえだけだろ、そんな抱えててるの」 ・・・課長、オレ逝ってもいいですか。 「逝くんなら机片してからにしてくださいね〜」 事務のお姉さん・・・ 相変わらずミもフタもないことを。 つーか今日は随分と重役出勤ですね。もうお昼ですよ。 「この子病院に連れてったの〜」 この子? え? どの子? まさか・・・ まさかお姉さん・・・ お子さんが・・・ 「む〜、まさかとか失礼です〜」 むむ? え? え? うそ? 「大丈夫だったか?」 「はい〜、ありがとうございます〜」 え? えええ? 課長? 「何考えてんだおまえ。ほんと大丈夫か?」 「もうきっとダメですね〜」 いやそんな宣告されても。まあ多分ダメだと思うけど。 「この子ですよ〜」 ん? あ、それ引き綱? あ、あ、あ、机の影から・・・ わー、うわーかわいー! わんこだー! 「・・・わんこ?」 「・・・わんこ〜?」 「ワン、コ?」 いや私が悪かったです「わんこ」とか言って。だから3人でじっと見詰めないで。マジ恥ずかしいから。 いやしかしかわいい! ちいちゃい犬ですねー。 「かわいいでしょ〜」 今すごくね、何かわけもわからず癒されてる。わーんかわいいよ。 「おい、ほんと大丈夫か?」 大丈夫です大丈夫でス大丈夫デスうわあぁぁぁぁぁかわいいー! 尻尾振ってるー! 舌出してるー! こんなボロボロな私にも尻尾振ってるー! 「誰にでも振りますよ〜。人懐こいんです〜」 ・・・一気に地獄っぽいんですけど。 いや、でも会社に連れてきてよかったんですか? 「今日だけ特別な。彼女に来てもらわないと、おまえが困るだろ」 「そうですよ〜。この子ちょっと身体弱くて〜、今日連れてかなきゃいけなかったんです〜。その帰り〜」 あああありがとうございますッ! うー何か泣ける。お、お姉さん・・・ 私のために来てくれるなんて。 「仕事だから〜」 もしかしたら私は打たれ強いのかしら。ここまで突き落とされても嬉しいの。 「ヘンタイなんじゃないですか〜?」 「じゃあもう1本振っても大丈夫か?」 本当に死にますから。むしろお姉さんの言葉で。 さて、仕事しましょう! 少しだけ、もう少しだけがんばれそう。 「どれから行きますか〜?」 んじゃあ今からメールで書類送るから、それをチェックしてくださいな。チェックするところ本文に書いとく。 「はい〜」 あああすごく助かる助かる! 世界は私一人だけじゃなかったんだ。人は支えあうから「人」という文字なんだ。 「『入』の由来は何なんでしょうね〜」 混ぜっ返さないでよ。素直に感動してるんだから。 って、おーおーおー、わんこ・・・ いや犬が私の足元に。あああ尻尾振って見上げてるぅぅぅ。 「あ〜! だめ〜!」 え? だ、だめ? 「そこ行っちゃダメだよ〜。危ないからね〜?」 あ、あ、あ・・・ お姉さんひどい。せっかく近づいてきたのに持ってっちゃうなんて・・・ 「だって書類がすごくて〜」 「危険地帯だからな、そこは」 「ツクエ、キレイニ」 だから3人いっぺんに突っ込まないで。重々わかってることなんですってば。 あ、でもやっぱりこっち来るよー。わーんかわいいよぅ。 「あーんダメだってば〜。そこは腐海だからね〜?」 うわ、腐海とか。 「だって雪崩起きるじゃないですか〜」 「迷い込むと出られなくなりそうだな」 課長まで。 「ホント、ニ、カタヅケ、タ、ガ、イイ」 つたない日本語が今はむかつきますねMorris。 いーんだいーんだ私のことをわかってくれるのは動物だけなんだ。ああつぶらな瞳・・・ 「動物並だということだな」 ぐっさし。課長、本気で私逝きますよ。 「逝く前に、今ちょうど先方からメールが着たから見てくれ」 ひ、ひどい・・・ 「ワタシ、カエリ、マス」 あ・・・ッ、Morris。 「カワイイ、イヌ、サヨナラ」 「おつかれさま〜」 あああとても帰るとか目途つかない。 「あたしもずっといるわけじゃありませんからね〜。ちゃきちゃきやりましょ〜」 ううう何かどんどん追い詰められていく気持ち・・・ どうせ帰るの深夜だから、ウチの猫は寝ちゃってる。ああ、私の癒しはいったいいずこなのやら・・・ そしてこんな時刻まで、いったん昂ぶった神経は収まらずに明日は午前中出勤ばんざーい。うう、どうにか寝よう。食えないならせめて寝よう。 あ、受験生のみんな、センターがんばってな。そんで一刻も早く社会人になって私の会社に来て私の負担を減らしてください。マジお願い。 |
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BlackAsh | ■ 【小品】本日の事務のお姉さん@1月16日 | 2003/01/16 20:03 |
日々の戯言 | あーんいきなりプロジェクト2本同時参加って死ねる つーわけで、チョー現実逃避で書いてみました | |
TLLLL TLLLL... はい。 「あたしです〜」 ・・・事務のお姉さん、斜め向かいにいるのに電話してこないで。 「だって顔見たくないじゃないですか〜」 う。ひ、ひどい。 「冗談ですよ〜」 た、タチ悪いな。 「やっぱり冗談です〜」 えーとそれは今の冗談という言葉が冗談だとでも? 「どうでしょうね〜」 うわ。 「ま〜いいや〜」 ・・・ひど過ぎやしないすかねそれ。 「んで〜、○○△△社って知ってますか〜?」 スルーかよ・・・ うーん、聞き憶えがないけどな。 「え〜。有名らしいですよ〜?」 そうなの? どうも記憶にないけれど。 「む〜、使えませんね〜」 うあ、それはないだろ。 「北海道でも有数の会社なんですよ〜?」 ・・・いやちょっと北海道とか知らないってば。 「あ〜あ〜、知ってたらデートしてあげようと思ったのに〜」 心にもないと顔に書いてありますが。 「顔見たくないって言ったはずです〜。見ないで〜」 うあ、そんな・・・ ああ、手で顔隠すなんて。 つーかそんなのネットで調べればいいじゃないですか。 「あ〜、そうだった〜。さすが〜」 さすが、って。 まあ、見つかるといいn TLLLL TLLLL... 「おーい○○△△株式会社からだが、担当誰だ?」 あ。 「・・・あたしです〜。回してください〜」 「あいよっ」 えーともしかしてその会社からの電話でしょうか。 「もしもし〜。お電話代わりました〜・・・ はい〜、御社のご高名はかねがね〜・・・」 うわ、しゃあしゃあと。 「・・・はい〜、よく存じております〜」 すごいにこにこしてるんですけども、お姉さん。 うわ、嬉しそう・・・ そういえば、嘘をつく時って何か嬉しそうなんだよね、お姉さんって。 「おい、それ電話終わったら直接言ってみ」 課長、勘弁してください。 おいそこ、Harrison、私の発言をメモしない。 「はい〜、はい〜、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます〜」 ガチャン 「ちょっと〜、まだ検索してないんですか〜?」 俺が調べるのか! 現実逃避するのに現実を書いてどうするんでしょうか俺は。 |
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