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- 「日々の戯言」 -

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BlackAsh 困っています 2002/07/03 00:30
日々の戯言 お久しぶりのところいきなりなんですがね
ホント、どうしたらいいものやら・・・
余りに久しぶりなので、果たしてどうやってここの文章を書いたらいいものか、微妙に困っているのです。前回の日記の更新から実に1ヶ月と3週間、もはやここまで間隔が開くと、日記ってどうやって書くものだったか忘れかけていて、ちょっと困っているのです。
どのくらい困っているかというと、金曜日の昼下がり、ほんの少しの休憩時間にコーヒーをすすりつつ、隣で忙しく立ち働く事務のお姉さんを眺めていたら、お姉さんの紺色のスカートから白いブラウスの裾がはみ出ているのを発見してしまい、ただ今クライアントと大々的に電話で会戦中@でもいつものほのぼの語尾なお姉さんにどうやって言おうかとうつむいた時くらいに困っているのです。
もう一つ、どのくらい困っているかというと、お姉さんのバトルはえんえんと30分を過ぎても終わらず、その間私は仕事に戻っても気になって気になってため息をついたり頭をかいたり、ふと課長の方を見やると、課長が目配せ、もしかして課長も気付いているのか、しきりに私に向かってあごをしゃくってきますが、だからただ今お姉さんは大戦争中なんですって課長、と首を振ると、後ろの席に座っていたHarrisonさんも、私に向かって頷くんです。まさか、と思って斜め後ろを見ると、Glenさんが眼鏡の奥から私に指示を送るんです。


大の男4人の視線が、事務のお姉さんの腰に大集結。


課長がまたあごをしゃくります。

”おい。言ってやれ”

  いやムリですって課長。電話中だし。


右手のペンで何か書く真似。

”紙に書け”

  イヤですよ。課長こそ言ってください。


Harrisonさんの大きな瞳が私を見つめます。

”カワイソウデス。ハヤクオシエテアゲマショウ”

  Harrisonさんこそ気付いたんなら教えてよぅ。


Glenさんがガッツポーズ。

”Hooray, hooray! Go!”

  Glenさん笑ってる場合じゃ・・・ 他人事だと思ってない?


課長が卓上カレンダーの「2002」の部分を指差し、その指で私を示して、そして「低い、低い」と手のひらを下に向けて2度ほど上げ下げ。

あーはいはいどうせ俺が一番年下ですよ。


そして、さらに30分後に受話器が置かれ、お姉さんが小さくため息をついた瞬間。
そのため息を合図に、我々の間で一気に緊張が走りました。
課長が、Harrisonが、Glenが目配せ。目に見えない火花が散り、激しく互いをけん制し、それぞれの視線がお姉さんの腰をかすめ、まだはみ出ていることを確認。
それが私に集まって・・・!


”行け”

  課長・・・


一度だけ、私は胸を押さえました。動悸を鎮め、目を閉じて精神を落ち着かせ、眼鏡のずれを直して。随分と長くなってしまった前髪を、ひとつだけかきあげて。
大丈夫。ただお姉さんに「裾、出てるよ」と言うだけだ。課長も公認だし、外資で厳しいセクハラということにはならないだろう。


あの・・・ お姉さん。

「なんですか〜?」


  すいません課長。

  正 直 、 無 理 。



振り向いたお姉さんの視線に射すくめられた私を置き去りに、お姉さんは「休憩〜!」と一声残して自動販売機の方に歩いていきました。ブラウスをはみ出させたまま。
ショボーンとしてうつむいた私に、課長とHarrisonさんとGlenさんの視線が一様に集まっているのを感じた時くらいに、困っているのです。




そして、何とか書き終えて最後の見直しをかけた今、余りに久しぶり過ぎる日記なのにこんな情けない内容でいいのか、スマートでスタイリッシュな外資に勤める20代の若者が女性の腰を凝視していていいのか、私の人生は腰の凝視で終わっていいのか・・・ 投稿ボタンをまさに押さんとする今、私はとても困っているのです。


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