BlackAsh News!! 新着順 - 11月 21〜 - |
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2005年 11月 30日
(水)
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◆ 萌え産業:景気をけん引、売り上げ好調−−JR仙台駅周辺で過熱
(毎日新聞)
[19:50] | | はいはい毎度おなじみ、マスコミのオタク記事でございます。マスコミがオタクについて書いた記事を今までに数多く見てきましたが、まあ7割がた満足するレベルの記事すら見たことがありません。マスコミのみなさんがいかにオタクに無関心で、それどころか軽視しているかをよく表しています。そもそもね、もう何度指摘されているかわかりませんがね、この記事の最初からね、 『白いレースのエプロン姿の女性が接客するメード喫茶や、アニメグッズやコミックの専門店など「萌(も)え」と呼ばれる産業が、JR仙台駅周辺で熱を帯びている』 どこのオタクが「メード」喫茶に入るんだよ。「メイド」喫茶だよ。巫山戯るな。表記統一の必要だか何だか言い訳でもするんだろうが、「メイド喫茶」は専門用語だ。勝手に表記を変えることはまかりならん。そんくらい調べて書け。あと「白いレースのエプロン姿の女性」じゃメイドの的確な表現たりえないだろ。お前はエプロンにしか興味がないのか。裸エプロンにあこがれてるのか。この童貞が。いいですか、メイドはエプロンの下の地盤としてのドレスが大事。ロングスカート、できればフレア。これ基本。これがピンクとかミニスカートとかだったらもうDA・I・NA・SHI! あくまで黒か濃紺のロングフレアスカート。これこそ19世紀イギリスにおける伝統と様式の中で静かに花開く女性の慎ましやかな所作と心根を表し、しかしあくまで仕事着として一歩控える姿勢をきっちり表現した究極かつ至高の一品。これなくしてメイドを語るなど言語道断。つまりメイドを簡潔に示すための表現は「黒または濃紺のロングスカートに白いエプロン姿の女性」としなくてはならない。字数に余裕があれば、その前に「19世紀イギリス風の」「19世紀イギリスビクトリア朝時代の」とつけなさい。BlackAshを見ているマスコミ関係者のみなさんは直ちにそのようにデスクや編集長に申し伝えなさい。
失礼。少々興奮してしまったようです。しかしほんとあれだ、マスコミのこういうニッチ業界の取材はいい加減で困る。きっとあれだろ、別にオタク記事に限ったことじゃなく、「だりーよー。何でオレがこんなよくわかんねーキモイ業界の記事書かなきゃなんねーんだよ。オレはそもそも政治部志望だっつーのにこんなところでくすぶってよー。あーあ辞めよかなもう」とか身の程知らずな妄想でも抱きながら適当に書き流しているんじゃなかろうね。あと一般紙のスポーツ記事もインタビューのいいかげんっぷりが目立つね。まあいいや次行ってみようか。 『「お帰りなさいませ、ご主人さま」。仙台市青葉区国分町のビル4階にあるメード喫茶「ラ・メイプル」。入り口のドアを開けると、空想の世界から飛び出したような、エプロン姿の女性が笑顔で迎えてくれる』 またエプロンか。本当にこの記事を書いた記者はエプロンが好きだな。つまりあれだよ、この記者は、極度のエプロンフェチか、または、一応この「ラ・メイプル」に取材に行ったけど迎えてくれたメイドさんがあんまし好みじゃなかったんじゃなかろうか。だから、こういう時しばしば使われる「かわいらしい」とか「愛らしい」とかのダイレクトな形容を使わずに、「空想の世界から飛び出したような」「エプロン姿の」という間接的な形容を選択してうまくぼかしたんじゃないかな。そう、ここでわかることは、メイド喫茶に行っても必ずしも二次元の幻想の中に行けるわけではなく、何つーかさ、もう今更だからぶっちゃけると「あんたはメイドをやる前にまず人間をやることをお勧めしたい」的な人とか出てくるわけで、これはまさに三次元=思うとおりにならない世界というものを痛感するんだよ。きっとこの記者さんは、オタクではないだろうけど、メイド喫茶という取材を任されて概要を聞き、少しだけ期待する自分を抑えることができなかった。オタクなんてと思いつつも、心によぎる甘酸っぱい思いを無視することができなかった。そして、8割の平静と2割の期待を抱き入り口のドアを開けると… いや、ウェブサイトを見る限りでは私はみんなかわいいと思いますよ、というフォローを入れようとして、今私はちょっと「ラ・メイプル」のウェブサイトを見たんですがね、何てこったミニスカかよ! メイドの顔云々以前に黒か濃紺のロングフレアスカートじゃないなんて! ちょっとちょっとこりゃまことにけしからん話だよ。頼むよ東北で数少ないメイド喫茶を担う立場なんだからさ、ミニスカはやめてミニスカは! せめて一人くらいはロングにして! そしたら今度出張した時必ず行くから。お願いします、ラ・メイプルさん! 頼む!
ふう、また取り乱してしまった。ことメイドとなるとどうしても止まらないね。まあとりあえず、仙台のメイド事情ってのはどうなってるのか見てみましょうか。 『料金は普通の喫茶店と変わらない。メードがケチャップで絵を描いてくれるオムライスや、頻繁に水をついでくれる激辛カレーが人気メニュー』 私はオムライスには最初に表面全体にケチャップを広げる派なのでせっかくの力作も5秒で終了です。頻繁に水を汲んでくれる激辛カレーですが、もちろん私はそうなったら水をかなり飲みますが、同時にかなり汗をかくので、頻繁に水を汲んでくれるよりも頻繁に汗を拭いてくれる方がいいです。デブの汗を拭くかわいいメイドさん。デブに命じられその脂ぎった顔に浮かぶ汗を拭くかわいらしいメイドさん。汚濁汚穢が神聖なる少女を侵していく。何て、何て背徳的なんだ。最高だ。きもいオレにみんな乾杯。
しっかし、メードメードうるさくて流し読みでも不快になってくる記事だな。とりあえずさっさとコメントも締めよう。あのね、こういう萌え産業に期待云々と言う記事、あれはどうかと思うね。例えば、 『「萌えは景気をけん引する」。喜久屋書店漫画館仙台店の田中忍店長はこう話す。書店業界全体の売り上げが伸び悩む中、同店では売り上げが「右肩上がりに上昇中」という』 ああ、勘違いしちゃってる人がここにもいるよ。しょうがないか、その閉鎖性から秋葉原一箇所にだけ究極的に集中し続け、ゆえに需要は点在するのに売り手が萌えに慣れていない東北地方、売上が伸びてることに浮かれないで欲しいよ喜久屋書店さん。確かにその店は伸びるだろうよ。けれども、それは決して集団的全体的になりえないんです。それはオタクがそもそも孤独かつ内向性を持った存在であることから明々白々。以前から何度も主張していますが、「萌え」とは極めて独りよがりで、自己完結的で、例えば2次元への愛着を、まるで台車に乗って回り駆け続けるハムスターのようにぐるぐると深めていく自分と、それを自己憐憫的または自虐的に自ら見詰める自分、そんな状態が「萌え」の最深部にあると信じています。これはもはや共通認識化しえず、集団的になりえない。つまり同じ「萌え」は大量生産することが極めて困難であるということなのです。そして、大量生産によるコストダウンが産業振興の基本中の基本である以上、「萌え」に乗っかって景気がよくなるということは考えにくいと思うのです。地域レベルであるとすれば、種種雑多の「萌え」を箱に詰め込んで転がしておくように、その地域でごちゃごちゃと萌えのモザイクを作り上げること。その縮図が電気街ですからね。いつもこういうときになると担ぎ出されるオタク評論家、我らが森永卓郎先生も、 『UFJ総合研究所客員研究員、森永卓郎氏は「萌えは『電気街』という土壌があって育つ文化なので、土壌の少ない地方では発展しにくい側面がある』 と仰っておりまして、この点は十分に頷ける意見だと思います。ただ、これだけで終わらないのが森永先生ですから、当然このコメントの後には、 『しかし、おとなしくて優しい東北の人の気質は、萌えに適した素質がある』 ときちんとオチをつけておりますのでご安心ください。今日も森永先生は元気です。いやあ東北美人に加えて東北オタクが出てくるのか。色白だからまさにばっちり。楽しみ楽しみ。
まあ、オレもルーツは東北なんだがね。あああ森永先生に負けた…
(情報元:voyagerさん@ゲストブック)
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2005年 11月 28日
(月)
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◆ ReadMe! Newwork Review Carnival 全日程終了
[01:06] | | みなさまのおかげをもちまして終了いたしました。二日間にわたり、まことにありがとうございました。深く感謝申し上げますとともに、いろいろと私の不手際等ございましたこと、併せてお詫び申し上げます。重ね重ね、本当にありがとうございました。
ところで、私は本当に本日午前9時半から今この更新を行っている時までPCにずっと張り付いていたのですが、それにほだされた女子中学生からのメールが一通も来ていません。どうしたことかな。不思議。
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2005年 11月 27日
(日)
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◆ 【二日目開催中】ReadMe! Newwork Review Carnival【リドミ新着】
[10:21] | | 二日目開催中! 今日も14時間PCの前に居続ける! そろそろオレの熱意にほだされた女子中学生とか背中に触手がついてるかわいらしい少し敏感な女の子とかから愛してるメールが来てもいいはず。一日目は私の不手際が多くみなさんにはまことにご迷惑をおかけしました。大変申し訳ない。せめて今日は滞りなく… みなさんなにとぞよろしくお願い申し上げます。
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2005年 11月 26日
(土)
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◆ 【開催中】ReadMe! Newwork Review Carnival【リドミ新着】
[11:23] | | というわけでただ今開催中! 11月26日27日の2日間に渡って13時間と14時間オレは絶対にパソコンの前から離れない! だって各サイトのテキスト切り替えは手動だから! リドミ新着から2chのリドミスレ住人が選んだサイトたちが1時間ごとにがんばります。もちろんテキストを読むのが本来ですが、変わったところでは、サイトが切り替わる瞬間に「あああたしのBlackさんが今FTPにログインして、ああ、indexを、indexを書き換えてる… だめ… どきどきしちゃう…」などと秘密の花園を濡らすのもあり! 大あり! とにかく2日間よろしくお願いいたします!
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◇ Black : U嬢のオリジナルアルバム「Ultra:U」が発売されました。
[05:25] | | もちろんみなさま、昨日のうちに既に保存用も含め2枚きちんと購入されたことと思います。これは日本国民の義務として、昨今議論されている憲法改正の俎上にて国民の全員一致で憲法となるべきものでございます。いやマジで癒される。何度も何度も書いてきたけど、U嬢はこの現世に降り立った女神だ。我々矮小な民人はそう表現する以外に手段を持たない。LITTLE MY STARに匹敵する曲などそうそう書けないだろうと少しだけ思っていたオレの中のオレよ、すぐさま首を吊ってU嬢に地獄からでも謝罪するべきだ。もうダメだ。これを聴かずして何を聴くというのか。あああ何か書いてて涙出てきた。みんな買って聴けー!
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2005年 11月 25日
(金)
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◇ Black : こりゃ参った。今まで触手というものがすっかりダメで
[12:33] | | 魔界天使ジブリールもあれだけU嬢の音楽にはまったのにやらなかったけれど、このたび43という創作サイトさんの物した「フリル」にやられた。これならオレ、きっと触手とうまくやっていけると思った。ありがとう書き手たる管理人の西直さん。これからもふわふわと適当なペースで作品をこうして見せてくれるとうれしいです。他にも秀作逸品揃いじゃないですか。こりゃ愛読することにしたよ。
あと情報元であるみかんの星11月18日に小島さんが描いたこの触手の絵があるから見てくのもよいかと。つーか小島さん、テキストサイトの祭りあるってばよ。オレが途中から管理人になったRNRCが。明日から開催だうわーみんなよろよろ(昼休みを利用してHTMLを組みながら)。
(情報元:みかんの星)
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2005年 11月 24日
(木)
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◆ 超太めだけどさすが亀ちゃん 巨人―阪神OB戦で大活躍
(デイリースポーツ)
[15:51] | | 『超太めでも亀山が大活躍だ。巨人―阪神OB戦で・・・ 3打数2安打1打点で敢闘賞をゲットした』 え? 亀山? いや待てよ別人だろ? オレが知ってる阪神の亀山はこれなんだけど。1969年生まれだからまだ36歳だよな亀山。それがこんなことに。これはあれか、使用前と使用後の何かなのか? それともデイリースポーツが純真な僕らをだまそうと… そうだよきっと。これはあの阪神の亀山とは別人の亀山なんだよ!
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2005年 11月 22日
(火)
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◇ 気になるスレ : 2ch 喪男がドラクエの主人公だったら
[04:16] | | モテない男性板より、あまりに自虐的な勇者たちが集うスレ。
何か読んでて悲しくなってきた。ドラクエの勇者といったら、行く先々の王様街人村人からあがめ奉られ、不法侵入も窃盗もわいせつ行為も殺人すらも無条件に許されてしまう存在であるはずなのに。ただひとつ、ちょっとブサメンだっただけでこんな扱いに… 私もこの果てしなく肥大化していく巨体からして他人事では決してなく、奇跡的にゲットした嫁に愛想をつかされる前に何とかしないと。みんなマジでがんばろうぜ。ラスボスを倒す前にすることがあるんだ俺たちには。
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