2007年 8月 12日
（日）
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◇ Black ： 年明けから今までいろいろと公衆の面前でゲロを吐いてきたけど、
[19:26] | | | ようやく、ようやく大殺界を抜けた。今日なんか甲子園を全試合見ちゃった。昼ごろには熱燗と塩辛で酩酊しつつ、一回り以上下の球児たちの躍動をじんわりと楽しんだ。ほんと痛切に思うね。昨今腐女子たちについて書いた本がいろいろと出ているようだけど、腐女子はなべて甲子園を見るべきだ。まあ貴腐人あたりには「常識よ」とか言われそうだけど、ほら、今時テニプリだけってのもアレだろうさ。雲が沸き光溢れる中歓呼に応える眦に微笑む希望はかくも美しい。ああ、7時間も野球だけを見て、あまつさえその感想が腐女子についてだなんて、こんな無駄感溢れまくりの贅沢をしていいのかしら。いいな休日って。
あ、前の日記で書いたらき☆すたOP「もってけ！ セーラーふく」の公式リミックス「もってけ!セーラーふくRe-Mix001〜7 burning Remixers〜」。これは神盤。買わないなんてあり得ない。一家に1枚、否、一CD-ROMドライブに1枚だね。特にMOSAIC.WAVから出張のかやぴーこと柏森進のRemixがかなり素晴らしいカオスっぷりで出色の出来。これ聴かないと夏が始まらないよ？
あとあと、今年も「くず☆です」やるからみんな来るといいよ！ テーマはもちろん「僕らは、僕らの大好きなオタクをテーマにした音楽を流しまくろうと思います」だ。いいテーマだよなほんと。今年はビックサイトの某祭典に合わせた開催であるばかりか、タイムテーブルまでそうなってる。三日皆勤出来ない人はくず☆ですに来れば皆勤の気分が味わえるかも？ 皆勤を目指す人は、一日目終了後二日目の企業ブース（腐女子は東館）まで一緒に遊んで始発行列しようぜ。まあ私は新宿からタクるけど。
久しぶりにリハビリ的ニュース。
携帯小説サイト管理人 「どれも同じ内容でヒドい」（アメーバニュース）
『現在中高生を中心に流行している携帯電話専用のサイト。携帯小説サイトからミリオンセラーになる本なども多く生まれていて、未だ不況にあえぐ出版業界では携帯小説部門を立ち上げようとしているほどで、金の鉱脈のように注目されているが、その実態はどうなのか。某携帯小説サイトの管理人が語った。「はっきり言って『小説』なんて言葉で呼ぶのもおこがましいほどヒドいものばかりですよ。援助交際、ホスト、主人公の死、とかどれもこれも同じような内容で馬鹿馬鹿しくて読む気にもなれません。だからランキングの高い順に書籍化しているだけですよ」』
何というか大変申し訳ないのですが、あの何だっけ、確か「恋空」だったと思うけど、以前目を通して3分で限界を超えました。三十路超えた男が主人公その他の登場人物に共感を覚えられるはずがない、とお思いのあなた、共感以前に私は文章が理解できなかったんです。冒頭部分を読み始めてすぐに、私の頭に絶望感がよぎりました。一応私もこのトシまで、自ら言うのも何ですけども、友人に濫読と言われるほどにはそれなりの読書をし、それなりの学問を修め、それなりの教育を自分に積んできたつもりなんです。曲がりなりにも書籍になっている文章を一読して理解できないということは殆どなかったんです。それがどうですか。いったい誰が何をしているのか、文章の主体すらわからない。文章で行われている動作がなぜ行われているのか、この動作主体はなぜこのような行動を起こしたのか、まったく理解できない。わからないもんだから全然先に進めない。どんだけ私は頭が悪いんだと思いましたね。それ以来この手のものは読んでません。自分の無学さを思い知らされることは、年寄りには本当に辛いことなんです。ご寛恕を。この手の本って女子小中高生が対象なんですよね。尊敬しますよ。今時の女子小中高生がバカだゆとりだなんてとんでもない。援交とホストと主人公の死しか書いてないから何だっていうんです。そんなの昨今のライノベや漫画で適当に萌えをベースに出会いと別れを混ぜておけばいいや的な作品と同じようなもんでしょ。そもそも最近のライノベの文章は単に冗長で平坦というだけで、理解不能までは行きません。それに比べて彼女たちは、あんな支離滅裂に飛びまくる文章をきちんと理解して一晩中泣いてるわけでしょ。とてもとても、私には出来ない芸当です。日本の将来も、強ちお先真っ暗というわけではないかもしれません、多分。
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