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BlackAsh News!! 新着順 - 1月 11〜 -
2021年 1月 15日 (金)

生存報告 [01:04] 
  いやあ、まあ一応ね。このご時勢いつ逝ってもおかしくないようなので。10ヶ月振りの更新とかもはや何らの機能もしていないこのサイトですが、生きていることをお伝えすることができるというのはありがたいことです。ちなみに前の更新にあるUの新曲のCDはちっとも出る気配がありません。したがってまだ死ねません。コミケ企業ブースで出ると思っていたんですが、ご存知のとおり2020年にコミケは開催されませんでした。仕方ないねと片付けるには淋しい話ではありますが、仕方ないという言葉には諦めよりも決意を感じさせるという言がある以上、我々はこの状況を、そう諦めではなく決意をもって受け止めるほかないのです。

まあ近況ですか。体重が20kgくらい落ちましたね。それだけ落ちてもデブですけどね。去年の4月、日本いや世界中が未知の脅威に怯え切っていたころ、それとは全く関係ない食中りで完全に身体がやられまして、何も食べられなくなりました。というか動けなくなりました。腎臓が一時すっかり機能しなくなってしまいまして。そこでちょうど出勤しなくてもよくなって、stay homeに物理的に救われた勢ってあんまりいないんじゃないですかね。そして何とか回復してからの1ヶ月間、何か同僚が言うには、どうも私はぶつぶつと「仕事に殺される」とか呟いていたらしい程度の激務が入り、それを機にというわけでもないんでしょうけど、コロナ痩せという言葉があるかどうかは知りませんが、体重が二桁に落ちていった次第。ただこの年末年始で少し戻しつつあるので、何とかしないとこのままでは一抹の不安で棄てられなかった服を引っ張り出して着ることになると、この瞬間もウィスキーを飲みながら途方に暮れている次第です。いやね、あらゆる服がだぶだぶですよ。スーツ夏冬併せて買い換えるのにいくらかかると思ってんねんマジで。

というわけで焼酎に切り替えまして、そろそろ泥酔な感じでこれを書いてお送りしているのですが、BGMは昨日買ったばかりの「ラトゥラトゥ:百火繚乱船」です。いやね、最近BandcampはともかくBeatportやJunoといったクラブ系メインの媒体を通じてしか楽曲を買わないのはどうかと思いまして、Youtuberで有名らしいタケヤキ翔とネット発の作曲家マイキが組んだユニットの1stアルバムを求めてみました。私はロックを余り聴かない上に、Youtuberの動画も見ませんしYoutuberのカルチャーも知りませんが、ただひとりだけ、タケヤキさんの動画だけは見ています。一言で言えば、何というか、これはタケヤキさんの熱烈なファンが見たら怒るかもしれませんが何卒ご寛恕をというところ、関西人のイケメンの兄ちゃんが毒にも薬にもならないことをしている動画です。絶賛で褒めていますよ。ええ、嫌味がないんですよタケヤキさんの動画。彼以外のYoutuberの動画はどうにもいろいろと嫌らしい面が目に映り、日々の仕事に疲れて帰宅して酒をかっ食らうほかない初老のおじさんからすればどうにも見たくないのですが、彼の動画のスタンスは素晴らしい。何の毒も棘もない。今の事務所に移る前の動画には多少の毒があるようですが、まあそれでも他の人より相当にマシだと思っています(あれだ、他のYoutuberのファンに対する、そう何というか免罪符的に言うならば「個人の感想です」ということで)。前々から何度もぐちぐち言っている「いつも頭を使ってくたくたなので漫画で頭を使いたくない」からきらら系四コマを読むというスタンス、この需要と完全に合致するタケヤキさんのチャンネルに全面的に賛同したいところなのですが、老人になりつつある私はyoutubeのアカウントなど持っておりませんので、チャンネル登録をすることができません。タケヤキさんにおかれましては、登録数に貢献することができずまことに申し訳ございません。ていうか彼のチャンネルの話というよりも上で紹介したCDの「百火繚乱船」の話をですね、本日泥酔する前にしようと思って書いているのですが、もはやこの冗長な文章からして手遅れな気がしています。ついでにCDのタイトルは「百『花』繚乱船」ではなく「百『火』繚乱船」なのですが、いずれこの文章の後半に差し掛かると間違えるのではないかと戦々恐々としています。ここから以後は全てC2H6Oのせいですのでこれもご寛恕を。

もとい、上述のとおり私はほとんどロックを聴かないのですが、いろいろと酒と肴をつまみながらこの文章を物して、今この時点ではアルバムの2周目となっております。曲調は、作曲はマイキさんのはずですが、どうもタケヤキさんの動画とシンクロするのでしょうか、非常に、そう、何と言うか毒のない端正な、しかも極めて多芸かつしっかり練られた、きっちりした構成のロック、いや純粋なJ-Rockなら私は聴かないので、J-Rockにクラブミュージックの要素が散りばめられたデジタルロックがこの作品に並んでいます。私がよく聴くのはクラブ系の曲、まあ基本はダブテクノ、アンビエントやエレクトロニカですが、王道のプログレッシブ・ハウス、テック・ハウスもトランスも、ブレイクビーツからドラムンベースやダブステップなどのベースミュージックも、何だかんだもぐもぐと雑食で聴いているので、ロックはわかりませんがクラブ系の曲なら親しみがあります。それが、私がこのアルバムを聴くことができる要因ではないかと思うのです。おそらくは、作曲担当のマイキさんは和風のロック、ここで言う「和風」はJ-Rockの「J」ではなくそれを超えた「和風」のテイストですが、これを基本に置きつつ、デジタルなクラブ系の音を、時にダイレクトに、たとえばダブステップの技法を「百火繚乱船」や「東京アップデート」で使っているように思われますが、そのほかにもいろいろと間接的に、彼の中で消化した上でその音遣いを取り入れて作っているのではないかと。あと、特に「東京アップデート」のプロモ動画を見て思ったのですが、絶妙な音と動画の垢抜けなさが、いや悪口ではないですよ、何かこうイケメンがちょっと古めの歌を歌っている感が、ロックを敬遠する勢でも鑑賞し得る、何とも素晴らしいバランスを見せているような気がするのです。CD内で曲調は異なれど、だいたい一貫したスタイルに聴こえます。逆に言えばいわゆる「突飛なもの」はありません。
というところで、上でリンクを貼ったマイキさんのチャンネルのおすすめで、彼がボカロの曲を作っていることを知りましたので、これから追加の焼酎を注ぎつつ聴いてみます。熟成ものなのでアルコール度数はウィスキー相当の40度です。わー何か再生数多いっすね。300万近くある。

マイキさん作詞作曲のボカロ曲「アンチジョーカー」を聴いてみました。初音ミクはほんと出始めたとき、そう例えるならばボーマス1〜5に皆勤してCDを買い漁った的な、いわば原初の化石みたいな老害でして、今更語る言葉を持ちません。今はこんな凝ったものを作るのだと感服しきりです。ボカロテイストをラトゥラトゥの曲に応用しているのだとすれば、クラブミュージックの要素が入っているのも納得。これは歌詞もマイキさん担当のようですが、多分冒頭のインパクトを重視しているスタイルなんでしょうか、歌詞の一発目「電光石火、春の香りは三年先までばら撒いてった」は非常に、何と言うか印象的です。どういうことを言っているんでしょうかね。全体的に整って、練られておりロジカルな印象を受けました。あと、ラトゥラトゥで作詞を担当しているタケヤキさんもそうですが、時に強引ともいえる韻を踏もうとするところが面白い。

そう、ラトゥラトゥの楽曲の歌詞はタケヤキさん担当だそうですが、その言語感覚は、何と言うか、私が一回り以上年上だからでしょうか、それは時に非常に新鮮で、時に非常に腑に落ちないところがあるのがまた面白い。このCDの曲は間違いなく初老の男性向けに書いていないでしょうから、クラブミュージックに親しみがあるものの若い人の文章には親しみがない私は、音は自然に受け止められるのですが、詞は時に違和感があるという妙な状態にあります。ちなみにCDは3周目に差し掛かり、焼酎の瓶が空きました。どうしよう今日まだ平日だったっけ。ていうかほかに酒あったっけ。
そしてタケヤキさん担当のボーカルですが、ほんとがんばって鍛錬されたハイトーンボイスです。彼の声は、声質ではなく声は、最近とみに人の声を楽器の音であるかのように聴いてしまいえり好みするようになって日常会話で困りつつある私にとって、十分に心地よいものです。しばしばがなるようなスタイルはタケヤキさんが好んで行っているものでしょうか、嫌味はなく、ロックテイストの楽曲にマッチしたもので、うまくまとまっているように感じました。

いやあちょっと酒を買ってきてしまいまして、もう3周目も終盤に差し掛かっております。これはもはや十分にこのCDの元を取ったような気がしております。お勧めの曲は「百火繚乱船」「拝啓、僕を始めました。」「ウタカタ」「東京アップデート」です。純粋な洋楽ロックではなく、ロックを基盤としつつクラブ系テイストと和風テイストを好む人に、端正な楽曲として合致する作品と感じました。wav媒体で次が出たら買います。

とまあ長々と書いてきてしまいましたが、とりあえずは生きています。一時期夢中になっていたダーツは、自宅に設置しておりますのでこれから簡単な運動がてらやりますが、どう考えてもここまで酔っていてターゲットに入るとは思えません。いやね、ダブルほんと難しい。特に3と6と14。頑張るしかないのだけれど。頑張るためにちょっと一杯飲みます。
そうね、ふと思いついたことですが、気が向いたら、そして時間があれば、去年の状況下で全然書けなかった和歌に絡めた文章を、何か掲載できたらと思っています。できれば対面でご覧に入れたいのだけれど、それはもう叶わないことだから。それは東方ではなくオリジナルとなることでしょう。

それでは、またできれば近いうちに。

<追加更新>
今マイキさんのチャンネル見たらちょうど百火繚乱船のトレーラー出てたので掲載。

































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