2010年 1月 29日
(金)
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◇ Black : 夏コミ申し込んだのでとりあえず
[19:42] | | 8月までは生存決定。今回は総集編とかも大赤字覚悟で作っちゃおうかしら。もはや採算とかどうでもいいです。どうせカネがあれば同人誌購入に使うんで、詰まるところ使い道が変わるわけでもない。
5,6年ぶりに小説読んだ。米澤穂信の古典部シリーズ。人気らしいね。ラノベではないという体裁と分類だけど文体は明らかにラノベ、主人公たちが高校生にしては無茶な語彙を使いつつ軽いタッチの文章というある意味典型ではあり、まあそれなりに楽しめる。メインは青春小説みたいなもので、ミステリ部分はまあ何というか、いやまあ作者は確実に多くのミステリを読んで勉強していて、それを踏まえて書いていることはわかるけれど、有体に言うならばスパイスのようなものか。というかまだ3冊目「クドリャフカの順番」の途中で、ここに来て4冊目の短編集「遠回りする雛」でえるちゃんが間違いなく激萌えて大化けしてくれるだろう予感がなきにしもあらず、というところでこの休日に読了予定。
27日までの漫画をいろいろ査収。 各都道府県の普遍的な性格を擬人化した基本4コマの「うちのトコでは」は気軽に読める。もともとウェブサイト「御かぞくさま御いっこう」で連載されていたものではあるけれど、一応ペン入れに修正は加わっているので、しばしばウェブや同人上がりの商業漫画に見られるような「書籍化による萎えクオリティ」とは(ぎりぎりながら)なっていない。小さいころからいろいろなところを引っ越して回り、学生時には地方色豊かなサークルに所属していた私としてはなかなか興味深い。ただ、阪神淡路大震災に関係するストーリー漫画が収録されているので、その手のものがダメな人は要注意。
美術系大学合格を目指して頑張る高校生の甘酸っpああもうつまりはそういう感じな萌え系4コマ「ぽすから」は、もはやヒロイン門見茜のキャラクターのみが見所。引っ込み思案で読書家なメガネっ娘のほのかな思いというこのど直球ど真ん中な設定はもはや食傷どころの話ではない。ない。ないんだが、当然ながら茜のかわいさに完全に絡め取られてとっ捕まるのが我々萌え万歳主義者の辛いところ。とにかく茜の照れる顔笑う顔戸惑う顔その他諸々いろんな表情のかわいいことかわいいこと。これで茜をひどい目に会わせたら俺はキレるね。頼むから絶対に2人一緒に合格させてやってくれ。正直壁とか試練とか要らない。白樹と茜のどっちが浪人しても必ず茜がしんどく考え込んでしまうのは間違いなくて、ストーリー展開と主人公の成長モノを打ち出した本格漫画ならともかくだよ、萌え系4コマではそんな茜はひとかけらほども見たくはないわけだ。そのうまい絵で必ず茜の笑顔を描き切ってくれることを切に希望する。
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