BlackAsh News!! 新着順 - 6月 01〜 - |
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2006年 6月 7日
(水)
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◆ PRIDE統括本部長高田延彦、フジテレビPRIDE放映中止について言及
(日々是発見〜毎日が人生だ〜)
[00:40] | | 高田が壊れたか、と一瞬思った。標題リンク先のPRIDE統括本部長高田のブログを読めばその壊れっぷりは一目瞭然だが、敢えて特に取り出すならば、 『とにかく、榊原代表をはじめ、ドリームステージの社員の皆さんには申し訳ないが、実のところ私は、なんだか楽しくてワクワクしてきたのが、本音中の本音なのだ。不謹慎なんて思わないでほしいが「むしろ、いい展開じゃない!」というのが実感である。ベストタイミングな原点回帰になるだろう、という期待感で、いっぱいなのだ』 この下りなどは一見してもうあわあわとどうしたらいいのか考える前にとりあえず書いちゃえでりゃーとやけっぱちになっているとしか思えない。テレビ放映されないのであれば明らかにスポンサーが減る。スポンサーが減れば、高騰した選手たちへの報酬は払うことができなくなり、有名選手から消えていく。こんなことは子供でもわかることだ。最近アメリカでも総合格闘技がまた復権してきたから、有名選手はそちらへ行けばいい。有名選手が消えたしょっぱい興業を誰が見るのか。そもそも契約違反があるならば違約金が発生しているはず。それも相当額になるだろう。もはや高田の歩む道の先には借金という名の地獄しか残っていない。それならこんな頭のねじ切れた支離滅裂な文章を書いてしまっても仕方のないことだろう。同情に値する。あとは夫人がどこまで粘り腰でこの不甲斐ない夫を支えるのか…
という話に進むか、と訊かれれば、私はNOと答えるだろう。高田は別にそれほど慌てる必要はないと考えられるからだ。第一彼は、PRIDE興業失敗で最も打撃を被る興業主のDSEの社員ではないではないか。彼には、DSEとの契約でPRIDEイメージキャラクター的に統括本部長という役名をつけて解説するだけの役割しか与えられていない。当然DSEが経営不振に陥ろうが、まあそれなりのウェイトを占めてきた仕事がなくなるのは痛いだろうが、知名度は十分で総合的な格闘技の知識があり解説ができて見栄えもまあまあかつ真面目コミカルどちらもOKな人材として今後売り出すことは十分可能であるから、問題はそれほどではない。彼は今までに所属団体2つが潰れ、自ら立ち上げたUWFインターも潰して借金まで背負ってきたのだ。それからしてみれば、借金を背負うわけでもない今回は、しょせん他人事。彼にとっては「ああ、またか」程度のものではないかと思われる。だから、こんな楽天的な、ある意味「頭が飛んでしまったような」ことも書けるのだろう。標題リンク先のコメント欄で高田統括本部長に熱い漢のメッセージを送っているPRIDEファンには大変申し訳ないが、高田氏はPRIDEと心中なんて絶対にしないだろうことは記しておくとしよう。いや、最後までイメージキャラクターとして続けることは吝かではないだろうが、それは彼にとって沈む船ではないだろう。
ということを踏まえて標題リンク先の高田統括本部長の日記を見ると、肝心なことは何一つとして明らかにしていないことがわかる。なぜこうなってしまったのか、彼は知らないのか、それとも敢えて書かないのか、とにかくそういうことを書かずに、ただ勢いと熱気とだけで煙幕を張り、ただ単純に「応援よろしく」などと書いている。果たして例の黒い闇がトラブルの発端か、それとも全米放映に関する交渉でDSEがフジを通さず話を進めフジがキレて日本での放映を打ち切ったのか、彼の日記からは何もわからない。もし後者であるならば、それはつまりフジの代わりに放映会社をゲットしたということになるから、全米の衛星でもケーブルでも放映ということになり、資金の面では安泰、この日記の楽天っぷりも頷けるところではあるが。
私も下のニュースではちょっとはしゃぎすぎた。少し静観していこう。K-1がぼろぼろになり見なくなったという私を含む格闘技視聴者ならば十分に理解されているだろうが、そして格闘技興業団体の方々は十分に知悉していることだろうが、格闘技のリング1つがなくなっても、単に趣味としての視聴先が1つ減るだけであり、我々一般人の日々の生活に最終的に何らの痛痒もなく、はっきりいってどうってことはないのだから。
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2006年 6月 5日
(月)
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◆ フジテレビ:人気格闘技「PRIDE」放送中止
(毎日新聞)
[19:38] | | 『フジテレビは5日、人気格闘技「PRIDE(プライド)」を主催するイベント会社との契約を解除し、番組の放送をすべて取りやめると発表した。10日に放送予定だった収録済み番組の放送も中止する。フジテレビ広報部は「放送を継続することが不適切な事象が、イベント会社内であったため』 あらあらあらフジテレビさん、いったい何があったんでしょうか? 視聴率は若干落ち気味だったとは言え、ぽいと捨てるにはちょっと惜しい番組だったはず。それを押してまで契約破棄、しかも収録済みまで中止とは、これは裏で相当の出来事があったのではないでしょうか…?
とぼかしてても、その、何だ、わかりますよね。週刊誌でもずっと囁かれてましたもんね、裏の世界、黒い闇との癒着が。それがちょっとばかり出過ぎちゃったようなにおいがします。長らく看板選手だった桜庭が最近独立して一抜けた、をしてましたが、何か知ってたんでしょうかね。K-1も下のニュースに書いたような茶番以下のものに成り下がり、そしてPRIDEもその放送の場を失うという顛末。日本の格闘技界は、いったいどうなってしまうんでしょう。日テレとかテレ朝とかが入ってくるのかな? いやいやしかしフジがこうしていきなり止めたものをそう簡単に取れるか? ヒョードルもミルコもノゲイラももう見られなくなるのか? スカパーの株主にはフジテレビも名を連ねているけどそこでの放送もやっぱりだめか? つかスポンサーが次々抜けていくだろうけど選手たちの待遇はこれからどうなる? 疑問点満載ですが、いやしかし、まさか新日本プロレスの地上波より先に終わるとは思ってもいなかったわ。
シカティックがアンディがアーツがベルナルドがホーストが全盛だったころ、不思議な判定や怪しげな結末がなかったとは言わないっつーかまあ実際あったけど、それでもそれなりに楽しんで見ていたよなぁ、K-1を。あのころの格闘技のおもしろさはどこに消えてしまったんだろう…
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2006年 6月 3日
(土)
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◇ Black : 私が2週間ほどこの世から隔絶された地獄の日々を送っていた間に、
[22:08] | | どうやら格闘技とは立っていれば勝利となるようにルールが変わったらしいな。いや、久し振りにテレビつけたら、K-1ソウル大会なるものがやっててさ、最後の試合でシュルトが韓国人の崔洪万(チェ・ホンマン)を左ジャブとローキックで一方的にあしらって、崔の攻撃は後頭部への猫パンチ一発くらいで後はローを耐えながらふらふら立っているだけ、そのままシュルトが蹴って崔が蹴られて時々抱きつきに行くというすげぇしょっぱい試合が終わって、やっぱ大男は遅くてどうしようもねーなとか思ってたら、いきなりジャッジペーパーの集計に手間取って次の瞬間崔の2-1判定勝ちとかうっははははすげーもうホームタウンデシジョンとか八百長とかを超えて、さらに1年半前に私が書いた「精神を病んでる判定」さえも超えて、まさかいくら一方的に攻撃を受けて自分からは手を出さなくても立っていさえすれば勝てるなんて、格闘技の歴史に一大革命を起こしたよK-1ソウル大会。いやーおもしろいおもしろい。攻撃のヒット数で見るならシュルト:崔=10:1.5、ダメージ蓄積でいったら1:10くらいだったんだが、そりゃシュルトも何で負けたのか理解できないだろうよ。何つーかさ、立ってさえいれば勝てるんならさ、あれだ、崔の代わりにリングに韓国製マネキンとか韓国製サンドバッグとかを置いといてもよかったんじゃね? それともあれか、K-1は多く殴られた方が勝ちになったのか。それならわかるぞ。明らかに全ラウンドを通じて殴られ蹴られ続けたのは崔だったからな。いやー参ったいったいいつ崔のパンチがシュルトに当たってダメージを与えたのか、あれか、崔は檀君半万年の歴史とか紐解いてジャッジ以外には見えないパンチでも習得したのか。何度でも言うけど、八百長とかホームタウンデシジョンとかね、もうそんな領域じゃないわ。精神を病んでるジャッジとか言ってもこの言及には大いに手ぬるい。そうだな、敢えてこれに言及するなら、うーんうーん、
『せめて人間をジャッジに使おうぜ、K-1』
でどうよ。いや私もこれでも的確に今回の件を表現しているかどうか自信ないんだけどさ、もうこれ以上言葉を紡げそうもないよこれ。実際ソウル会場でも、あの斜め上を行く韓国国民すらこのジャッジには一瞬呆然としてたからな。日本発祥のK-1がとうとう韓国の斜め上っぷりを越えた瞬間をしっかりと目撃させてもらったぜ。ありがとう日本発の格闘技K-1。そしてさようなら日本の恥K-1。このクソったれな番組を誰か有害コンテンツに指定しろよけらけら。
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