2012年 2月 23日
(木)
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◇ Black:生存報告。というほど元気ではないです。
[04:53] | | まあ辛うじてダブテクノのおかげで生きてるみたいな。今は特段忙しいわけでもないんですが、何かこう毎日気力が少しずつ削られていきます。減量も成功しつつあり、何も当座のところ心配があるわけではないのですが、ああ右手のばね指はどんどんひどくなってそろそろ医者行きを覚悟していますが、全くもって気力がわかない。何つーかね、今これを書く前にニュースをざっとチェックして、何か更新のネタないかなーってニュー速+も2度ほど回ったんですよ。何このアンテナの低さ。何も響かない。人間としてもう役に立たないレベル。仕事してダブテクノ聴いてメシ食ってクソして寝る以外のことしてない。ダブテクノのことを書こうにも、今更Basic ChannelやDeepchordから書くのがだるくてたまらない。 床には漫画本が散らばって、何か今見てため息ひとつ。
もしかしたらこの鬱々とした曲調のダブテクノが一因かもしれない。[Deepchord] Hash-Bar Loopsとか[CV313] Seconds to Foreverとか、さらに暗澹たるダーク・アンビエントの[Thomas Koner] Nuukとか、一日12時間以上これ系ですから。
これから3月にはものすごく忙しくなること間違いなし、何かこのままで耐えられるのか、不安というかもう諦めというか、結局人生何もせずに終わってしまいそうな予感をひしひしと感じつつ、こんな更新じゃどうしようもないからちょっともう一度だけネタ探しに行ってきます。
と上で書いてから20分ほどぐるりとニュースを見たけれど、何でこんなにウヨサヨ日本ガー中国ガー韓国ガーだのいう記事が多いの? みんなそんなに今上天皇の手術や竹島に関心があるのかしら。昔はもっと、それこそ記事タイトルを見た瞬間に苦笑するようなくだらないニュースが多かったような気がするのだけど。もっとさ、こう
津ぎょうざ、恵方向きガブリ 2(ツゥー)並びの日に
『2(ツゥー)が多く並ぶ2月22日午後2時22分22秒、222人で三重県津市のご当地グルメ「津ぎょうざ」をかぶりつこう―― カウントダウンの後、アーケード内に1列に並んだ参加者たちは、今年の恵方の北北西を向いて一斉にかぶりついた』 「津」と「two」はまあよくある駄洒落でいいとしても、どうひいき目に考えても餃子と恵方がつながらない、この訳がわからない催しについてみんなで語り合ったりしようじゃないか。そもそも完全に関東の人間な私はこの「津ぎょうざ」なるものを一度も見たことがないわけで、ていうか私はそもそも三重県に行ったことがあったかどうか… あ、松坂牛食べに行ったわ。津は超スルーしてすいませんでした。というわけでこの餃子をご当地グルメにしようという「津ぎょうざ協会」の紹介ページを見ると、
『「津ぎょうざ」とは、直径15pの大きな皮で具を包み、油で揚げてある大きな揚げ餃子です。市町村合併前の津市の教育委員会の栄養士がレシピを考案し、1985年ごろから現在においても学校給食で提供され、子供たちに大人気の一品です』 全くもって知りませんでした。給食はソフト麺と冷凍みかんさえあればいいと思っていた私は完全に関東脳だった。津で既に25年ほどの歴史を誇るこの餃子、なかなかボリュームがあり、子供にも人気がありそう。津の人口に膾炙していると考えていいのでしょうか。と書きながら今気付いたのですが、今まで津の人に一度も会ったことがないという事実。え、津ってそれなりに大きい都市ですよね。何で私の周りに津の人がいないの。四国九州全ての県庁所在地出身の友人は思い付くのに、広島や鳥取、岡山あたり、さらには和歌山、滋賀、岐阜の友人もいるのに、ついでに沖縄出身の友人は10人以上いるのに、何で津の知り合いがいないんだ。三重県の方は余り東京に出ておいでにならないのでしょうか。隣に名古屋があるし、わざわざ東京まで出る必要もないのでしょうか。ううむ、それなりに多くの人に会ってきていると思っていたのですが、地味にショックだ。 ショックを引きずりつつ、とりあえずこの餃子についてもう少し見てみました。
『市町村合併前の津市の学校給食は調理員の手作りですので、一般的な餃子だと子ども1人当たり4〜5個は必要で手間がかかって作れません。そこで、1個でおなかいっぱいになるようにサイズを大きくしました。また、給食室の調理器具では大きな餃子を一度に焼くことができなかったため、揚げることによって火を通すようにしました』 懇切丁寧に「15cmという大きめサイズ」「焼くのではなく揚げる」の理由を説明されております。なるほどなるほど、たいへんに口はばったい申しようながら、敢えてこれを要約するならば「いちいち細かいの作るのダルいんでまとめて1個にしたらサイズ的に焼けなくなったんで揚げた」ということですよね。まあほら、あれだ、何と言いますか、実におおらかな食であります。おおらかな気持ちで作られた食は、必ずや食べる人を満足させることと確信します。まるで東京は飯田橋の駅前「神楽坂飯店」の100人前餃子のように。
この紹介ページに顔が餃子のキャラクターがいますが、これは津ぎょうざの精霊「つつみん」だそうです。同じく津ぎょうざ協会のつつみん自己紹介ページによれば、平成22年2月22日生まれ、昨日をもってわずか2歳、愛らしい口調にしてここまで漢字の多い文章をずらずらとしたためるアンバランスかつ中途半端な設定がたまらないご当地グルメキャラでございます。アキバ系に傾きがちなこれ系にあって、安易な萌えを狙わないこの姿勢には好感が持てますね。
いやー調べれば調べる程面白そう。これは私もぜひとも津に赴いて、この「津ぎょうざ」を食べてみたいと思ったのですが、そういえば私は餃子が余り好きではなかったことに今更ながらに気づいて唖然。いやだって具が何か妙な味というか、正直ニラが余り好きじゃなくてすみませんでした。かといってニラ抜きだと味が妙にボケますよね餃子って。何か具をキリっと引き締める野菜は必要だと思うのですが… 津ぎょうざの具は各店舗オリジナルとありますので、ニラが入ってないけど代わりの野菜できちんとバランスが取れた味わいのとかありませんかね。好き嫌いの多い自らの舌を恨みながら、今だけはダブテクノをいったん止めて、私は「津ぎょうざ小学校校歌」(1分26秒から)を聴くのです。
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