| 元WBC世界スーパーフェザー級王者、WBC世界ライト級王者で、デビューから連続1RKO世界タイ記録保持者、27戦無敗27連続KO継続中というすさまじい戦績を収めていた、元帝拳ジム所属のエドウィン・バレロ選手が、妻を殺害した容疑でベネズエラの警察に逮捕されました。以下英語の記事です。
『According to the CICPC (Office of Scientific, Penal and Criminal Investigations) Mrs. Valero died of multiple stab wounds and that Valero is the alleged perpetrator of the act... The relationship between Valero and his wife was troubled and darkened by numerous scandals involving alleged physical abuse, although Mrs. Valero never denounced her husband, nor pressed charges.』
Black超訳:現地警察によれば、バレロ夫人は複数の刺し傷が原因で死亡し、バレロ選手にその嫌疑がかけられているということです・・・ バレロ選手とバレロ夫人の関係は、バレロ選手による身体的虐待の嫌疑に関する多くのスキャンダルにより悪化していました。しかしながら、バレロ夫人は夫を一度も非難せず、告発もしていませんでした。
記事の他の部分にもあるとおり、酒癖も悪かったようで、バレロ夫人へのDVは夙に噂されていたチャンピオンでした。こちらのヒューストンの新聞「Chron.com」の記事によれば、
『Venezuelan Federal Police Chief Wilmer Flores said Valero was arrested after police found the body of his 20-year-old wife in a hotel in the city of Valencia. Valero left the hotel room around dawn on Sunday and allegedly told the hotel's security personnel that he had killed Jennifer Viera, Flores said. Flores told state television that police found three stab wounds on Viera's body.』
Black超訳:ベネズエラ連邦警察署長ウィルマー・フローレス氏によれば、バレロ選手は、バレンシア市内のホテルで20歳の彼の妻の死体が発見された後に逮捕されました。伝えられたところによると、バレロ選手は、日曜日の夜明けころにホテルの部屋を出て、ホテルの警備員に自分が妻を殺害したことを告げたとされています。また、フローレス氏の国営テレビでの会見によれば、妻の死体には3か所の刺し傷があったとされています。
これがもし真実であるならば、全く許されざる行為であることは言うまでもありません。バレラ夫人の懸命の内助の功は何も報われることなく、余りにも残念な結末に声も出ません。過去にアメリカニューヨーク州コミッションの診断で脳波が乱れているとされてライセンスが下りず、ただでさえビッグマッチに恵まれていなかった選手ですが、これで有罪とされれば間違いなく今後は閉ざされてしまうでしょう。引き続き詳報を待ちたいと思います。
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