2014年 10月 2日
(木)
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◇ Black:一瞬だけ余裕ができたのでいろいろ買い込みました。
[03:14] | | 今月は四コマ漫画が大豊作でしてね… 超鉄板の「宮成樂:晴れのちシンデレラ」7巻でもハルさんは相変わらず大活躍、本編連載ではとうとうおかめ仮面の正体がばれてしまうのかというドキドキの展開、STORIAでは紋さまとの心温まる交流が描かれており、いずれもますます快調。久しぶりの「異識:あっちこっち」6巻はきゅんにゃん度がいや増しておりますが、やや強調しすぎる展開が単調になってきたか。ここはひとつ京谷と咲ちゃんの日常を厚めにシフトしていくのも手かもしれません。そして待望の「あづま笙子:かてきょん」3巻完結で描き下ろしのふたりのその後が本当に素晴らしく、きれいに終わりました。新連載の「すずなの恋」もうまく持って行けるか、ガチ人見知りのかわいらしい女の子がヒロイン、初回から数話の出会いはやや型にはまっているように見えますが、今後どのように描いていくか楽しみです。 「湖西晶:〆切ごはん」1巻はエロ漫画家の少女がおひとりさま日常ごはんを作るという、最近まま見受けられる題材ですが、まあうまくキャラを立てて次巻から持って行ってほしいところ。「神堂あらし:先生ロックオン!」は三十路過ぎの女性小学校教師が元教え子の大学生と初々しい年の差恋愛ステップを踏んでいくお話がもう何かもにゅもにゅしてあれなんですが、汚れっちまった私には刺激がほんの少しだけ足りませんのでもうちょっとくらい進みかけてくださいよほんともう。
そしていつもは1ヶ月ほど空けてくたくたになった中で思い出すサイト更新をこんなに早くした理由のメインは、と書きまして「ああ昔は毎日更新どころか日に二度も三度も更新していたのに年って取りたくないなあ」などとぼんやりと、ああぼんやりしている場合ではなかった、リリース予告を見つけてからずっと心待ちにしていたダークアンビエント・ドローン「Cryo Chamber Collaboration:Cthulhu」がついに、ついに、というか9月30日にリリース予定が時差の関係かすっかり遅れまして昨日ようやくポチれるようになって、もう10回くらい聴いていますがちっとも飽きない。 ええ、このタイトルを見てピンと来た方にはまさにお勧め、H.P.ラヴクラフトのクトゥルー神話のオマージュとして、Cryo Chamberレーベルのトラックメイカーたちがコラボ、1曲80分につなげての徹頭徹尾ずぶずぶどろどろの暗黒系ドローンです。この曲をかけてクトゥルーを読めば、寂寞とした廃村や底の知れない洞窟、忍び寄る闇の中にあのささやき声を聴き、そして深淵を覗くことができるでしょう。全曲フルで試聴できますので、まずはリンク先へ、全部英語ですがとりあえず再生ボタンを押してみることをお勧めします。どう考えてもこの手の音響系は試聴のmp3ではなく高音質で聴くべきなのですが、まあbandcampから購入するためにはクレカをpaypalに登録しておく必要がありまして、それはお気に召したらということで。 このCryo Chamberというレーベルは、CD規格の16bitよりも高音質の24bitでダークアンビエント・ドローンを出しているところでして、先にサイトトップで紹介したHalgrathもここから出しています。まあ一般に聴きやすいとかキャッチーな曲とは断じて申し上げることはできませんが、このような過剰なまでのリバーブやエコーの音響世界をこよなく愛する者として、このレーベルコンピレーションはぜひとも紹介したかったのでありました。
10月はまた忙しくなりそう。本日紹介した色々なもので栄養を補給して、何とか1ヶ月くらいは力尽きないようにしたいところです。
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