| BlackAsh News!! 新着順 - 10月 21〜 - |
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2006年 10月 30日
（月）
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◇ Black ： 土日フルで書類作成、背中がどうしようもなくぼろぼろに
[00:40] | | | 痛んだ中で11万も張り込んだ椅子がぶっ壊れ、世の中神も仏もないのか、と諦めつつ気分転換に更新するもメモリダンプでさっきまで書いてきたものが全て吹っ飛び、何だかもうどうでもいいからみんな死ねばいいという思いをこうして再度キーボードに叩きつけている今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
何だか昨日今日とフィギュア・スケートで安藤が浅田がとにぎやかですが、すっかり老け込んだ私にとっては、以前ここで思い切り思いの丈をぶちまけたとおり、フィギュア・スケートのジャンプと言えば伊藤みどりであり、現在の安藤浅田など問題にならない高さ、身体ごと宙に放り投げていくような大胆な挑戦と力強い着地は、もう何度でも出しますけどカルガリーで飛び跳ねたあの時から余人を寄せ付けず、女性史上初のトリプル・アクセル成功を経て、最初のトリプル・アクセルを失敗した後の再挑戦で恐ろしい高さを飛んで最上の仕事をやってのけたアルベールビル銀メダルの飛翔に至り、もう誰かこの俺を止めてほしいほどに書いても書いても書き足りないわけですけども、まあそれだけじゃ能がないので、今度は逆に女子フィギュア・スケーターが誰一人として及ばない異質、異世界の表現力、と言い切るにはカタリーナ・ビットの存在が気になるのだけど、しかしよく女子フィギュア・スケーターを呼称して「銀盤の妖精」といいますが、この言葉、表現は彼女の存在を措いて絶対に語ることはできないと言い切れる愛らしさが満開な、ジャネット・リンをご紹介。
ジャネット・リン。ご覧になっているみなさんのうち、もう7割がたの人が知らないだろう、1972年札幌オリンピックを席巻した「札幌の恋人」です。ああジャネット・リン無茶苦茶かわいい。18の少女がブロンドの髪をなびかせ優雅に踊った72年全米選手権、これを見事制して、やわらかくしなやかでかつ軽やかな独特の表現力をもって臨んだ札幌オリンピック、しかし、彼女の愛らしさ可憐さが最高に花開いたのは、皮肉にもこの最高の舞台で、もともと苦手なコンパルゾリー（規定演技）で大差を付けられほぼ優勝が不可能となったことが影響したのでしょうか、信じられないミスをした、その時だったのでした。youtubeのフリー演技の動画には真正面からアップを映したかわいらしさ全開の映像があるのはいいんですが、その決定的な場面が映ってないというけしからん事態に、仕事も忘れて探しまくりましたよ。彼女にとって一度も失敗したことがない、簡単なはずのフライング・シット・スピンで尻もちをついてしまった、あのシーン。動画は必ず右クリックで保存して2分25秒あたり、普通なら失敗などありえないスピンの入りでつまづいたリンは、けれどもその後、崩れることなく、沈むことなく、満開の笑顔で演技を続け、観客を、審判を、そして全世界を魅了し、日の丸飛行隊のものとなるはずだった札幌オリンピックを、彼女のものとしたのです。その健気さに、規定で辛目の点数をつけた審判が芸術点で満点をつけたほどの温かさ、結局リンはフリーで1位を獲得、規定と合わせて見事に銅メダルを勝ち取ったのでした。
イギリスの権威ある新聞Observer紙は、彼女の演技についてこう述べました。
『Janet Lynn's free skating was one of those rare occasions when sport is lifted into the realms of art. She did not win a Gold medal, but that is only because the world is an unjust place.』
（ジャネット・リンのフリーの演技は、スポーツが芸術の世界へと昇華した稀有な例でした。彼女は金メダルを獲得することができませんでしたが、それは、この世の中というものが不条理であること、ただそれだけによるのです。）
金メダルの選手を差し置いて、銅メダルの選手にここまでの賛辞を捧げる例は余りないでしょう。実際に、金メダルを取ったシューバは規定演技でダントツ1位でしたが、芸術性を重んじるフリーでは7位、それでも規定での貯金が生きて金という結果だったのです。この後すぐに、フィギュア・スケートの採点方法が変わり、規定演技よりも芸術性を重視する構成になりました。それは間違いなく、ジャネット・リンの存在が影響していたはずです。
選手村の宿舎の壁に「PEACE+LOVE」と書き残して日本を去ったジャネット・リン。その落書きは、宿舎が分譲アパートとなってもずっと消されずに今も残ってい… ないそうです。住人が何度も変わってしまい、1997年時点で風化して読めなくなってしまったとの情報を、確たる情報ではないですがネット上で得ました。追憶はかくも儚く、森昌子がデビュー当時にジャネット・リンの髪形を真似たけれど髪質が全然合わず「たわしカット」と呼ばれ不評だったことも、また忘れ去られていくのでしょう。
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2006年 10月 26日
（木）
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◇ Black ： 今日も朝帰りなわけだけど、とりあえずリハビリ的に更新して
[07:01] | | | みた。特に書くことがないというか、もう疲弊し切ってニュースを見る気力がないといったところ。まあとりあえずMOSAIC.WAVの新曲「最強○×計画」は、すもももももものOPというメジャーにステップアップして毒気が抜けちゃったのでしょうがないとはいえがっかり。すもももももも本体にはとんと興味がないけどMOSAIC.WAVだから買ったようなもんだ。何たって珠玉の「Love Cheat!」の最強っぷりを知る人にとっては物足りないだろうと思う。はぴねすのOP「はぴねす！」とED「マジカル★ジェネレーション」は、まあ、ほら、これははぴねすだから買ったようなもんでさ。ぐだぐだ言いながら多分PS2も買うなこりゃ。やれやれだ。ギャラクシーエンジェる〜んOP「宇宙で恋は☆るるんルーン」は、まあ、ほら、一応話題だし。GAシリーズはただの1秒たりとも見たことはないけどさ。乙女はお姉さまに恋してるOP「Love Power」は、まあ、ほら、Aice5だし。別に大してファンでもないけどさ。しかし楽曲的にはみんなアレだな。どうも今期はいまいちだ。
さて、また仮眠取って出かけるか。きっと会社とかお客様は俺を殺そうとしているに違いない。
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2006年 10月 25日
（水）
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◇ Black ： 生存報告。まあこんな時間に起きてること自体が死に掛け
[06:32] | | | なんですけどね。どうにも最近仕事が余りにも悲惨な状態で、毎日誰かに殺意を抱きながらの自転車操業、記事を練る時間が絶望的にありません。もうあれか、閉鎖かこりゃ。
あとは、何と申しますか、ニュースを追っていても、どうもネット上のブログや2chスレの見解が面白くないというか、何でもかんでも嫌韓嫌朝で強権的外交、内政の話なら民主はアホで安倍自民がんばれしか意見がないのか、傾向的に「プチ保守」的角度から見たものが本当に溢れかえっていて、自分の意見に反対するものがあれば揚げ足取りに終始して勝ち誇った顔をするような、そんな書きぶりばかりでげんなり。ニュースサイトを標榜するにしては更新頻度で全く話にならないレベルにまで落ちた本サイトは、せめてもの対策として著名なニュースを事後的に真正面から取り扱い、どうにか別の視点から話題を提供できないかということを不完全ながらも意図してきましたが、何だか北の核実験で翼賛的な見解がわんさか溢れかえるのを見るにつけ、そういうスタンスを取るだけのモチベーションもさすがに萎んできてしまいました。今後どういうところから言葉を綴ればいいのか、今更ながらに馬鹿馬鹿しくも迷走中、といったところでしょうか。
とりあえず、今は同人女性ボーカルの小宮真央嬢の1stアルバム「Bluerose heart」所収の「ツンデレのうた！」でツンデレ成分を補給してます。間奏の台詞「いっとくけど、別にあんたのために歌ってるわけじゃないんだからね！ そんなニヤニヤしないでよ、気持ち悪いわね！」のところでニヤニヤしながら実に快調に書類が進んでいるところが我ながら気持ち悪いです。お客様におかれましては、私がこの半月のうちに出した書類の半分はツンデレで出来ていることにつきご了承くださいませ。
さて、仮眠を取って、また戦いに出かけるとしますか。更新は、まあちょっと何かご意見いただければ反映されるかも知れず、華麗にスルーかもしれず。いやまあ書きたいことは日々あるんですが、調べる時間がなぁ…
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